実験映像・資料Movie
加振実験映像
本映像等を公衆の場等で使用する場合は、各実験紹介ページの下部にある「映像素材等利用申請」をクリックして、申請ページに記載されている「使用許諾条件」に同意の上、利用申請をしてください。
RC造
-

0506 実大鉄筋コンクリート建物の三次元震動破壊実験
(2006年1月) ( 実験番号 E200506 )RC造 - 加震ケース(入力地震動)
-
1月13日 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 100%
( E200506_060113.wmv )
1月16日 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 60%
( E200506_060116.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

0604 鉄筋コンクリート建物の三次元震動破壊実験
(2006年9, 10月) ( 実験番号 E200604 )RC造 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
-
10月2日 無補強試験体
1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 100%
( E200604_061002.wmv )
11月1日 補強試験体
1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 130%
( E200604_061101.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

0705 橋梁耐震実験研究 橋梁コンポーネント実験(C1-1実験)
(2007年12月) ( 実験番号 E200705 )RC造 - 加震ケース(入力地震動)
-
12月13日 1995年兵庫県南部地震 JR鷹取駅記録波と同等
( E200705_071213.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

0802 橋梁耐震実験研究 橋梁コンポーネント実験(C1-5実験)
(2008年8 -9月) ( 実験番号 E200802 )RC造 - 加震ケース(入力地震動)
-
8月26日 1995年兵庫県南部地震 JR鷹取駅記録波100% 2回目
( E200802_080826.wmv )
9月 2日 1995年兵庫県南部地震 JR鷹取駅記録波125% 3回目
( E200802_080902.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

0802.1 橋梁耐震実験研究 橋梁コンポーネント実験(C1-2実験)
(2008年10月) ( 実験番号 E200802 )RC造 - 加震ケース(入力地震動)
-
10月2日 1995年兵庫県南部地震 JR鷹取駅記録波100%
( E200802_081002.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

0805 重要施設の耐震実験
(2008年12月, 2009年1月) ( 実験番号 E200805 )RC造 免制震 設備機器 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
-
・1995年兵庫県南部地震 JMA神戸観測波 80% 直下型地震
・東海・東南海地震において予測される
名古屋市での想定波 三の丸波 長周期地震動
耐震構造と免震構造の比較映像( E200805_090122.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

0902 構造物破壊過程における震動台の運転・制御に関する研究
(2009年6月) ( 実験番号 E200902 )RC造 - 加震ケース(入力地震動)
-
6月18日 1995年兵庫県南部地震 JR鷹取波150%
全景 ( E200902_090618_1.mpg )
試験体詳細 ( E200902_090618_2.mpg )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

0909 橋梁耐震実験研究 橋梁コンポーネント実験(C1-6実験)
(2010年2, 3月) ( 実験番号 E200909 )RC造 - 加震ケース(入力地震動)
-
2月26日 1995年兵庫県南部地震 JR鷹取駅記録波100% 2回目
( E200909_100226_1.wmv )
( E200909_100226_2.wmv )
3月2日 1995年兵庫県南部地震 JR鷹取駅記録波125% 4回目
( E200909_100302_1.wmv )
( E200909_100302_2.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

1002 重要施設の機能保持性能向上耐震実験
(2010年9, 10月) ( 実験番号 E201002 )RC造 免制震 設備機器 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
-
10月21日 耐震構造 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 水平2方向 80%
全景 ( E201002_101021_1.mpeg )
2Fスタッフステーション( E201002_101021_2.mpeg )
3F手術室 ( E201002_101021_3.mpeg )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

1004 コンクリート系建物実験/設備機器・配管実験
(2010年12月) ( 実験番号 E201004 )RC造 設備機器 - 加震ケース(入力地震動)
-
12月13日 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波50%
( E201004_101213.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

1203 長周期地震動に対するRC造建築物の安全性検証方法に関する検討
(2012年8月) ( 実験番号 E201203 )RC造 - 加震ケース(入力地震動)
-
8月30日 南海トラフ模擬地震動 津島波 200%
全景(南) ( E201203_120830_1.mpeg )
1F柱脚 ( E201203_120830_2.mpeg )
6F柱梁接合部 ( E201203_120830_3.mpeg )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

1206 長周期化改造工事に関わるE-ディフェンス性能検証試験(長周期地震動による免震建物の応答評価実験)
(2012年3, 4月) ( 実験番号 E201206 )RC造 免制震 - 加震ケース(入力地震動)
-
4月1日 2011年東北地方太平洋沖地震 K-NET古川波 100%
全景 ( E201206_130401.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

1301 実大免震建物の衝突による被害低減対策開発のための加振実験
(2013年8月) ( 実験番号 E201301 )RC造 免制震 - 加震ケース(入力地震動)
-
8月26日 2011年東北地方太平洋沖地震 K-NET古川波 136%
全景 ( E201301_130826_1.mp4 )
免震建物と周囲の擁壁 ( E201301_130826_2.mp4 )
4F美術室 ( E201301_130826_3.mp4 )
4F教室 ( E201301_130826_4.mp4 )
*映像の視聴は(青字)をクリック* -

1401 縮小6層RC造耐震壁フレーム建物の振動実験
(2015年1月) ( 実験番号 E201401 )RC造 - 加震ケース(入力地震動)
-
1月22日 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 140%
全景( E201401_150122_1.mp4 )
1F壁( E201401_150122_2.mp4 )
2F壁( E201401_150122_3.mp4 )
*映像の視聴は(青字)をクリック* -

1506 現行耐震設計基準に基づく10層RC造骨組の崩壊メカニズムと普及型高耐震技術に関する実験
(2015年12月) ( 実験番号 E201506 )RC造 - 加震ケース(入力地震動)
-
12月11日 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波100%
試験体全景( E201506_151211_1.wmv )
4階接合部( E201506_151211_2.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

1602 モニタリング技術検証のためのRC造フレーム・模型地盤の振動実験
(2017年2月) ( 実験番号 E201602 )RC造 地盤 - 加震ケース(入力地震動)
-
2月6日 模擬地震動* 300%
1F柱脚( E201602_170206_1.mp4 )
フーチング( E201602_170206_2.mp4 )
S梁(北西)( E201602_170206_3.mp4 )
全景(北側より)( E201602_170206_4.mp4 )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック*
*模擬地震動:マグニチュードM8.0、深さD = 30 km、距離X= 50 kmを想定 -

1805 高耐震鉄筋コンクリート造建物の耐震性能と普及型高耐震技術に関する実験
(2018年12月-2019年1月) ( 実験番号 E201805 )RC造 - 加震ケース(入力地震動)
-
1月9日 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 100%
全景(南)( E201805_190109.mpeg )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

1905 災害拠点建物の安全度・継続使用性評価法開発のための振動実験
(2019年12月) ( 実験番号 E201905 )RC造 - 加震ケース(入力地震動)
-
12月4日 人工地震波 Y軸短軸 150%
全景(南) ( E201905_191204_1.wmv.wmv )
2F天井裏 ( E201905_191204_2.wmv.wmv )
1階および2階(南) ( E201905_191204_3.wmv.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

2002 5階建て鉄筋コンクリート造建築物の降伏点・減衰評価実験
(2020年10月) ( 実験番号 E202002 )RC造 - 加震ケース(入力地震動)
-
10月19日 告示波El Centro NS波位相 125%
全景 ( E202002_201019_1.mp4 )
4Fおよび5F ( E202002_201019_2.mp4 )
*映像の視聴は(青字)をクリック*
0506
実大鉄筋コンクリート建物の三次元震動破壊実験
(2006年1月) (
実験番号 E200506 )
文部科学省『大都市大震災軽減化特別プロジェクト』の一環として、1970年代当時の一般的な設計手法により設計した実大6層鉄筋コンクリート建物の震動台実験を実施しました。試験体は、縦12 m、横17 m、高さ16 mの6層構造で、その重量はE-ディフェンス稼働以来の最大重量となる約1,000トンです。実験では、1995年兵庫県南部地震で実際に観測された震度6強の地震を3次元で再現し、建物の挙動を調べ鉄筋コンクリート建物の耐震性向上に必要なデータを取得しました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200506
実験の概要:E200506.pdf

×
0604
鉄筋コンクリート建物の三次元震動破壊実験
(2006年9, 10月) (
実験番号 E200604 )
文部科学省『大都市大震災軽減化特別プロジェクト』の一環として、東京大学地震研究所の壁谷澤寿海教授らは、低層RC学校校舎を対象に、入力逸散および耐震補強効果の検証を主なテーマとして振動実験を実施しました。試験体はRC3階建て2体で、2体とも全く同様に設計施工し、1体は後施工により外付け鉄骨ブレースによる耐震補強を施しました。試験体は、直接基礎底面と側面土圧を模擬した容器に設置しました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200604
実験の概要: E200604.pdf

×
0705
橋梁耐震実験研究 橋梁コンポーネント実験(C1-1実験)
(2007年12月) (
実験番号 E200705 )
1995年兵庫県南部地震で甚大な被害が発生した鉄筋コンクリート(RC)橋脚の破壊特性の解明を目的として、1960年代の技術基準で設計された実大規模のRC橋脚試験体を用いた震動実験を実施しました。 震動台の入力地震動には1995年兵庫県南部地震の際にJR鷹取駅で観測された地震動と同等のものを用いました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200705
実験の概要: E200705.pdf

×
0802
橋梁耐震実験研究 橋梁コンポーネント実験(C1-5実験)
(2008年8 -9月) (
実験番号 E200802 )
現在の設計法で設計・製作されたRC橋脚が、兵庫県南部地震クラスの地震に対して十分な耐力を有しているかどうかを確認するため、現在の設計基準に準じたRC柱脚試験体を製作して、加振実験を実施しました。試験体の柱部は円形断面で直径2.0 m、柱高さ7.5 m、基礎部は縦7.0 m × 横7.0 m × 高さ1.8 m、全体重量は約310 tで、兵庫県南部地震の観測波形を入力しました。この実験により、現在の設計法で設計・製作された橋脚は、十分な体力を有することがわかりました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200802
実験の概要: E200802_1.pdf
、
E200802_2.pdf

×
0802.1
橋梁耐震実験研究 橋梁コンポーネント実験(C1-2実験)
(2008年10月) (
実験番号 E200802 )
兵庫県南部地震でRC橋脚に発生した甚大な被害を再現することを目的として、1970年代に建設された、主鉄筋二段落としを有するRC橋脚試験体を製作して、加振実験を行いました。試験体の柱部は円形断面で直径1.8 m、柱高さ7.5 m、基礎部は縦7.0 m × 横7.0 m × 高さ1.8 m、全体重量は約300 tです。兵庫県南部自身の実観測波形を入力したところ、実際の被災状況を再現することができ、これまでに例のない破壊の過程を捉えたデータを得ることができました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200802
実験の概要: E200802_3.pdf

×
0805
重要施設の耐震実験
(2008年12月, 2009年1月) (
実験番号 E200805 )
震災時における医療施設の機能保持性能を評価するための震動実験を実施しました。
試験体は、病院を模擬したRC造4階建てで、その内部にはスタッフステーション、人工透析室、手術室、病室などを本物の機器・装置を用いて設け、病院施設の機能をより忠実に再現したものとなっています。実験では、耐震構造の病院と免震構造の病院での機能保持性能の違いを検証しています。実験時の両構造の比較映像(以下の20090122.wmv)により、直下型地震において耐震構造の病院の危険性とともに、免震構造の機能保持状態をご覧いただけると思います。また、地震力を大きく低減する免震構造といえども、苦手とする長周期成分を含む地震動(東海・東南海地震連動型での名古屋・三の丸地区での想定波)においては地震対策を怠ることで危険にさらされることが認識いただけると思います。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200805
実験の概要: E200805.pdf

×
0902
構造物破壊過程における震動台の運転・制御に関する研究
(2009年6月) (
実験番号 E200902 )
本研究では、動的応答の不確定性を評価することを目的として、E-ディフェンスを用いて、16体のRC柱供試体の同時加振を行いました。試験体として、2.4 m×2.4 m の正方形断面で、基部から高さ12m に約560t の桁を有する実物橋脚を想定、この橋脚の長さの相似率が1/7.5 となるように縮小したものを製作しました。試験体は、フーチング部、柱部、重錘部で構成されています。柱部は、断面形状は320 mm×320 mm の正方形で、柱部の上に鉄筋コンクリートの重錘を製作することで、柱の軸応力を負荷させました。相似則に従い、橋脚基部における軸応力が原型のそれと等しくなるように重錘の重心が、橋脚基部から高さ1600 mm となるように設計させています。入力地震動や供試体の応答加速度、応答変位などの地震応答・破壊特性や16 体の供試体の挙動のばらつきに関して考察し、平均・標準偏差・変動係数を用いて、その分布形状について定量的に評価しました。相似則を考慮したJR鷹取波を徐々に大きくしながら入力した結果、線形応答から非線形応答へと変化するにつれて、各種応答の分布形状が変化することが判明しています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200902

×
0909
橋梁耐震実験研究 橋梁コンポーネント実験(C1-6実験)
(2010年2, 3月) (
実験番号 E200909 )
E-ディフェンスを用いた壊れにくい次世代型RC(鉄筋コンクリート)橋脚の震動実験を行いました。 回の試験体は、基本的には現行基準に沿って設計するものの、過去の試験体と較べ、被害が発生しやすい橋脚基部部分における粘り強さを増すために、通常のコンクリートに代えてモルタルの中にポリプロピレン繊維を入れた「高じん性繊維補強モルタル」を採用しているところ、ならびに橋脚試験体の柱部について角部を面取り(R = 400 mm)した矩形断面(1辺1.8 m)としているところに特徴があります。試験体の柱高さ7.5 m、基礎部(底部)は縦7.0 m × 横7.0 m × 高さ1.8 m、全体重量は約310 tで、3日間加震しました。実験により、加振による試験体の損傷状況は、ごく微細なクラックが見受けられる程度で、予想通りの結果となりました。その後、同等の余震を想定して2度同じ加振したところ、大きくひび割れたが、高じん性繊維補強モルタルの剥離はわずかでした。すなわち、今回の新素材を使った橋脚は高い耐震性を有していることが確認されました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200909
実験の概要: E200909.pdf

×
1002
重要施設の機能保持性能向上耐震実験
(2010年9, 10月) (
実験番号 E201002 )
都市部に大地震が発生した場合、災害後でも、政治、経済、医療、情報発信等の都市機能を維持・継続させることが重要です。しかしながら、これらの都市機能を構成している重要施設の機能保持性能はほとんど未知であり、またその性能を高める方法もほとんど示されていません。そこで、文部科学省の委託研究である「首都直下地震防災・減災特別プロジェクト」の「震災時における建物の機能保持に関する研究開発」の一環として、耐震構造および免震構造の重要施設の機能保持性能を明らかにすることを目的としたE-ディフェンス実験を実施しました。
試験体は、一般的な医療施設を模した、実大のスパン、階高を有する4階建鉄筋コンクリート(RC)造としました。はじめに、試験体と震動台の間に免震装置を設置した免震構造の実験を行い、その後、免震装置を撤去して、試験体と震動台をボルトで固定した耐震構造の実験を実施しました。試験体内の各部屋に、主な医療機器や情報通信設備を設置し、設備機器として、スプリンクラー、消火栓、医療ガス管なども設置しました。加振実験では、エルセントロ波、JMA 神戸波などの短周期地震動と、三の丸波などの長周期地震動を用いました。実験により、耐震・免震構造における、室内および機器被害に関する各種データおよび映像を取得しています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201002

×
1004
コンクリート系建物実験/設備機器・配管実験
(2010年12月) (
実験番号 E201004 )
高耐震かつ生産性・修復性の高いコンクリート系建物の確立をめざし、プレキャスト・プレストレストコンクリート圧着工法によるコンクリート系建物(PC建物)に関する大型振動台実験を実施しました。また、ほぼ同形状の鉄筋コンクリート造建物(RC建物)についても実験を実施し、今後の設計に役立つ資料を取得しました。
実験では、PC建物とRC建物を同時に加振しました(映像は手前がPC建物、奥がRC建物)。4階建ての建物は、各層の階高が3 m、平面の長辺方向長さが14.4 m、短辺方向長さが7.2 mです。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201004
実験の概要: E201004.pdf

×
1203
長周期地震動に対するRC造建築物の安全性検証方法に関する検討
(2012年8月) (
実験番号 E201203 )
平成22年度~平成24年度国土交通省建築基準整備促進事業課題「長周期地震動に対する鉄筋コンクリート造建築物の安全性検証方法に関する検討」の一環として、超高層RC造建物の、長周期地震動に対する耐震安全性の検証を目的としたE-ディフェンス震動台実験を実施しました。実験では、20層の超高層RC造試験体(1/4縮小模型)を製作して、長周期地震動である2011東北地方太平洋沖地震の観測波(東雲波)や南海トラフ模擬地震動(津島波)を入力して、その時の挙動を直接検証しました。当初の計画通り、最大応答層間変形角、1/200、1/100、1/50となる応答を得ることができ、梁端の損傷、圧壊やスラブの変形挙動が確認されています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201203

×
1206
長周期化改造工事に関わるE-ディフェンス性能検証試験(長周期地震動による免震建物の応答評価実験)
(2012年3, 4月) (
実験番号 E201206 )
平成23年東北地方太平洋沖地震では、地震動の発生源である断層の複雑な破壊過程により、大きな揺れが長時間続きました。このような、海溝型大地震が発生した際に生じる、長時間・長周期地震動による被害の解明や被害軽減技術の研究開発は、直下地震への研究開発と同じく重要な課題と考えられます。
防災科研では、E-ディフェンスを活用した研究開発に取り組んでおりますが、海溝型大地震が発生した際に生じる、長周期・長時間地震動に対する研究開発を促進するため、E-ディフェンスの長周期・長時間化に関わる施設更新工事を実施しました。この更新工事による性能向上を検証するための試験として、震動台上に約1,000 tの実大4層免震建物(鉄筋コンクリート造、サイズ;11.8 m × 8.0 m × H 14.9 m)を搭載して、改造工事前では完全再現が不可能であった長周期成分を多く含む地震波による加振を行いました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201206
実験の概要: E201206.pdf

×
1301
実大免震建物の衝突による被害低減対策開発のための加振実験
(2013年8月) (
実験番号 E201301 )
免震技術は、地震時における建物の損傷低減のみでなく、建物の機能保持においてもっとも効果的な手法と考えられています。免震建物のいくつかは、2011 年に発生した東北地方太平洋沖地震に襲われ、建物被害の低減に大いに貢献しました。しかしながら、室内のキャスター付き機器の暴走など、建物としての機能に悪影響を及ぼす被害の発生がみられ、免震建物においても地震対策の必要性が明らかとなっています。また、近年では、これまでの設計ではほとんど考慮されてこなかった長周期・長時間地震動により繰り返し生じる免震装置の大変形に対する安全性への検証不足が指摘されています。そこで、免震建物と擁壁をE-ディフェンス震動台上に設置して、1995年兵庫県南部地震や2011年東北地方太平洋沖地震で観測された地震動を入力しました。その結果、免震建物と周囲の擁壁のクリアランスを適切に設計しないと、免震建物が擁壁に衝突してしまう可能性があることなどが明らかとなりました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201301
実験の概要: E201301.pdf

×
1401
縮小6層RC造耐震壁フレーム建物の振動実験
(2015年1月) (
実験番号 E201401 )
国内観測史上最大規模の東北地方太平洋沖地震は、東日本を中心に未曾有の大被害をもたらし、首都圏でも事業や生活の継続が長期間妨げられ、大都市の脆弱性が顕在化しました。文部科学省の委託研究「都市の脆弱性が引き起こす激甚災害の軽減化プロジェクト-都市機能の維持・回復のための調査・研究-」の一環として、建物が完全崩壊に至るまでの詳細な損傷進展性状の検証、鉄筋コンクリート造建物の崩壊余裕度の定量化、建物健全度評価のためのモニタリングシステム検証を目的とした、E-ディフェンス大型振動台実験を行いました。この実験では、鉄筋コンクリート造建物を対象に徐々に破壊を進行させ最終的には崩壊させ、建物の余力等を検証するものです。
建築基準法の現行規定による設計施工を対象とした6層の鉄筋コンクリート造建物の30%縮小試験体(平面4.6 m × 5.4 m、高さ6.5 m、重量約320トン)を製作し、1995年兵庫県南部地震における観測波(JMA神戸波)などを入力しました。実験の結果、部材が崩壊に至るまでの損傷進⾏過程や、壁や柱の破壊と建物全体の安全性の関係性に関する多数のデータが取得できました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201401
実験の概要: E201401.pdf

×
1506
現行耐震設計基準に基づく10層RC造骨組の崩壊メカニズムと普及型高耐震技術に関する実験
(2015年12月) (
実験番号 E201506 )
兵庫県南部地震以降、病院や市庁舎などの重要施設の耐震性能に継続使用性が要求されてきました。その後も日本各地で震災を経験し、近年では経済活動の継続や早期復旧の観点から、住宅やオフィス等の建物にも継続使用性を求める機運が高まっています。
兵庫耐震工学研究センターでは、集合住宅などに多く用いられる鉄筋コンクリート造建物の高耐震化を目的として、集合住宅をモデル化した試験体の基礎底に鋳鉄支承(鋳鉄製の鉄板)を設置した基礎すべり構法の加振実験を平成27年11月に行いました。 また、平成27年12月には同一試験体を用いて試験体基礎部を震動台に固定した従来工法の加振実験を行いました。一連の実験で、基礎をすべらせることにより建物躯体の損傷を抑制できうることや、大地震時の建物応答性状と建物躯体が損傷に至る過程を確認しました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201506
実験の概要: E201506.pdf

×
1602
モニタリング技術検証のためのRC造フレーム・模型地盤の振動実験
(2017年2月) (
実験番号 E201602 )
近い将来に発生する恐れがある大震災に対して、都市のレジリエンス向上が喫緊の課題となっています。レジリエンス向上のためには、大地震発生直後の建物の健全性判断が不可欠です。
そこで、「都市の脆弱性が引き起こす激甚災害の低減化プロジェクト」の一環として、平成29年2月、株式会社小堀鐸二研究所との共同で、建物と基礎構造の健全度評価モニタリング技術の検証を目的として、地盤中の杭基礎に支持された鉄筋コンクリート建物を対象に、建物-杭-地盤を一体とした連成系の振動実験を行いました。この実験では、地盤-杭連成系の損傷と上部構造の損傷からなる2段階の加振実験を実施しました。第1段階では、地盤-杭-建物の連成系実験により地盤-杭連成系の損傷を、第2段階では、基礎固定の建物実験により上部構造の損傷を再現しました。徐々に加振レベルを大きくして、杭本体や建物が損傷に至るまでの詳細なデータを計測しました。一連の実験により、建物-杭-地盤の連成系の挙動や、各部が損傷に至るまでの過程等を把握するために必要となる貴重なデータが取得されています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201602
実験の概要: E201602.pdf

×
1805
高耐震鉄筋コンクリート造建物の耐震性能と普及型高耐震技術に関する実験
(2018年12月-2019年1月) (
実験番号 E201805 )
大地震の後、建物が倒壊には至らなかった場合でも、損傷が生じて継続使用ができなくなるなど、地震後の生活に大きな支障が生じることが懸念されます。防災科研では、大地震後にも建物の継続使用ができる新たな耐震技術の開発を目指し、2015年度に中層集合住宅を想定した10階建て鉄筋コンクリート造建物試験体を用いた震動台実験(E201506)を行い、普及型高耐震技術(基礎すべり構法)の検証とともに、現行の基準で設計・施工された建物試験体の損傷過程を検証しました。2015年度実験の結果を基に研究開発を進めた新たな耐震技術の検証の為、2018年度に実験を行いました。
本実験で使用する試験体は、2015年度実験と同様の、10階建て鉄筋コンクリート造建物試験体(平面形状は13.5 m × 9.5 m、高さは27.45 m、建物試験体の重量は約930 t)です。実験では、兵庫県南部地震で観測された地震動を震動台上に再現して、基礎すべり構法の普及に向けたさらなるデータの取得と、前回の実験で損傷がみられた柱と梁の接合部の損傷を抑制する構法の検証を行いました。実験の結果から、基礎滑り構法を施した建物の基礎の滑りや浮き上がり挙動と、基礎が滑ることによって建物の変形が抑制されることが確認されました。そして、柱梁接合部の補強によって、兵庫県南部地震で観測された地震動を複数回入力した後でも、顕著なひび割れは見られませんでした。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201805

×
1905
災害拠点建物の安全度・継続使用性評価法開発のための振動実験
(2019年12月) (
実験番号 E201905 )
文部科学省からの補助事業「首都圏を中心としたレジリエンス総合力向上プロジェクト~サブプロジェクト(c)非構造部材を含む構造物の崩壊余裕度に関するデータ収集・整備~」では、大地震時における都市機能の速やかな回復、損傷の同定や修復を目的として、E-ディフェンスを活用した、内外装材、家具・什器、配管設備等を含む建造物の機能保持、および建物倒壊までの耐震余裕度に関するデータを収集・整備しています。
本実験では、災害時に拠点となる建物に注目して、拠点建物の地震後の継続使用性確保の観点から、耐震性を高めた耐震構造の3階建て鉄筋コンクリート構造を対象とする震動台実験を実施し、天井・窓、外壁仕上げタイル、屋上配管などの非構造部材を含む機能検証や構造体及び非構造部材の損傷把握システムの開発に資するデータを収集・整備しました。試験体建物は、災害拠点となる役所建物を想定し、3階建てのほぼ実大建物です。設計は、災害拠点設計ガイドラインに従って設計してあり、平面は1 × 2スパンで、大きさはおよそ5 m × 10 mです。2スパン方向に加振します。階高は、一般的な役所建物を参考に、1階は4 m、2階以上は3.2 mとしています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201905
実験の概要: E201905.pdf

×
2002
5階建て鉄筋コンクリート造建築物の降伏点・減衰評価実験
(2020年10月) (
実験番号 E202002 )
地震後の機能継続性が強く求められる災害拠点建築物等では、柱や壁などの建物を支える骨組みの厳密な損傷評価のみならず、非構造部材や設備機器等の変形追従性の観点からも建築物の応答変形が重要な設計クライテリアとなります。建築物に対する限界耐力計算は、国土交通大臣認定を要する時刻歴応答解析を除けば、建築物の地震応答変形を明確に評価できる唯一の構造計算法ですが、算出される応答変形の検証精度には、部材の塑性率から算出される振動減衰性状の評価方法によって、ばらつきが大きいという課題があります。
以上のことから、ばらつきの最も大きな要因である部材の降伏点評価法について、新たな評価手法を構築し、限界耐力計算における応答変形の算定精度を向上させることを目的として、堀江建築工学研究所、中部大学、東京大学地震研究所他との共同で、E-ディフェンス実験を実施しました。
縮尺80%の5層鉄筋コンクリート造純ラーメン構造、重量約660トン、基準階床面積12 m × 6 m=72 m2、延べ床面積5F × 72 m2=360 m2、高さ17.6 mの試験体を作製して、El Centro NS波位相の最大加速度約600 galの告示波を入力しました。実験で得られたデータを分析して、現行設計法への提言を行っています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E202002
実験の概要: E202002.pdf

×
