2026/05/27
E-Defense today
第9回アジア地震工学会議(9ACEE)で研究発表を行いました
2026年5月4日(月)~6日(水)の3日間,ネパール・カトマンズ市内のThe Soaltee Kathmandu, Autograph Collectionにおいて,アジア地震工学会議(9th Asian Conference on Earthquake Engineering, 9ACEE)が開催されました. この国際会議は,アジアにおける地震工学の専門家間の対話と協力を促進するための専門的なプラットフォームの構築を目的として発足しました. 設立以来, ACEEは, 研究の推進, 地震被害からの教訓の共有, そして新たな知見をより安全な建物, インフラ, 地域社会へと反映させるための交流の場としての役割を果たしています. この会議では, 地震・耐震・防災に関する基礎研究から社会実装までの幅広いテーマについての,6題の基調講演と20のパラレルセッションが行われました.
防災科学技術研究所の兵庫耐震工学研究センターからは藤原研究員と西研究員の2名が参加し,研究発表を行うとともに,世界各国の研究者と意見交換を行いました. 研究発表では,日本のNIED, 台湾のNational Institutes of Applied Research (NIAR), 韓国のSeismic Research and Test Center (SESTEC)による3か国の国際共同研究「International Seismic Testing Platform of Suspended Non-structural Components and Systems」に基づき, 昨年度, 台湾の国家地震工程研究中心の台南実験所で実施した「実建物の配置を再現した天井, 設備機器等の大規模振動台実験」について特別セッション「Large-scale Seismic Testing on Suspended Nonstructural System」を企画しました. このセッションでは,台湾から3編, 韓国から2編, 日本からは藤原研究員と西研究員の2編の発表があり,国際共同研究実験の結果が報告されました. 日本からの発表では, 藤原研究員が実験計画と,試験体の被害の概要,西研究員が非構造部材の応答について報告しました. 発表後には,非構造部材の応答等について活発な議論が行われ,本研究テーマへの関心の高さがうかがわれました.

発表会場

西研究員発表中

発表者記念撮影
