実験映像・資料Movie
加振実験映像
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家具什器
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0601 鉄骨系工業化住宅(2階建て)の耐震性能検証と制振効果の検証
(2006年6月) ( 実験番号 E200601 )鉄骨造 免制震 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
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6月29日 2014年新潟県中越地震 K-NET小千谷波70%
全景(南) ( E200601_060629_1.mpeg )
制震棟1Fリビング( E200601_060629_2.mpeg)
耐震棟2F子供部屋( E200601_060629_3.mpeg)
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0604 鉄筋コンクリート建物の三次元震動破壊実験
(2006年9, 10月) ( 実験番号 E200604 )RC造 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
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10月2日 無補強試験体
1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 100%
( E200604_061002.wmv )
11月1日 補強試験体
1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 130%
( E200604_061101.wmv )
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0608 長周期地震動による超高層建築物等における非構造物の破壊、家具等の落下の検証
(2007年3月) ( 実験番号 E200608 )非構造部材 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
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3月29日 南海地震(継続時間:180秒)を想定した震動実験
( E200608_070329.wmv )
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0704 7階建てXLam木質パネル建物(日伊共同研究)
(2007年10月) ( 実験番号 E200704 )木造 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
-
10月23日 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 100%
全景(斜め)( E200704_071023_1.wmv )
7階(室内)( E200704_071023_2.wmv )
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0706 2階建て木造住宅(大安心の家)の耐震性能検証に関する実験
(2008年1月) ( 実験番号 E200706 )木造 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
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1月10日 耐震等級2相当の住宅 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 100%
全景 ( E200706_080110_1.mpg )
1F柱脚部 ( E200706_080110_2.mpg )
リビングルーム( E200706_080110_3.mpg )
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0707 大振幅を生じる地震時高層建物の室内安全と機能に関する実験研究
(2008年1月) ( 実験番号 E200707 )家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
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1月24日 南海地震を想定した震動実験
( E200707_080124.wmv )
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実験後のまとめとなる発表資料: E200707_2.pdf
- まとめ動画
- ( E200707_2月6日公開実験.mpeg )
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0805 重要施設の耐震実験
(2008年12月, 2009年1月) ( 実験番号 E200805 )RC造 免制震 設備機器 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
-
・1995年兵庫県南部地震 JMA神戸観測波 80% 直下型地震
・東海・東南海地震において予測される
名古屋市での想定波 三の丸波 長周期地震動
耐震構造と免震構造の比較映像( E200805_090122.wmv )
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0806 大振幅を生じる地震時高層建物の居室内安全確保に関する実験研究
(2009年2月) ( 実験番号 E200806 )家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
-
2月4日 東遊園地波 100%
全景(南) ( E200806_090204_1.mpeg )
振幅増幅装置 ( E200806_090204_2.mpeg )
介護室 ( E200806_090204_3.mpeg )
コピー機 ( E200806_090204_4.mpeg )
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0905 長周期地震動を受ける超高層建物の応答低減手法の開発
(2009年9, 10月) ( 実験番号 E200905 )鉄骨造 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
-
9月15日 東海・東南海地震において予測される名古屋市での想定波
全景(斜め上) ( E200905_case1-4.wmv )
下層骨組部 ( E200905_case1-12.wmv )
鋼製ダンパー骨組部 ( E200905_case1-19.wmv )
鋼製ダンパー上層部 ( E200905_case1-24.wmv )
会議室屋上 ( E200905_case1-room.wmv )
9月18日 東海・東南海地震において予測される名古屋市での想定波
全景(斜め上) ( E200905_case2-4.wmv )
下層骨組部 ( E200905_case2-12.wmv )
鋼製ダンパー骨組部 ( E200905_case2-19.wmv )
会議室屋上 ( E200905_case2-room.wmv )
9月25日 東海・東南海地震において予測される名古屋市での想定波
全景(斜め上) ( E200905_case3-4.wmv )
下層骨組部 ( E200905_case3-12.wmv )
オイルダンパー骨組部 ( E200905_case3-19.wmv )
ワークスペース屋上 ( E200905_case3-room.wmv )
10月2日 東海・東南海地震において予測される名古屋市での想定波
全景(斜め上) ( E200905_case4-4.wmv )
ダイニングキッチン屋上( E200905_case4-room.wmv )
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1002 重要施設の機能保持性能向上耐震実験
(2010年9, 10月) ( 実験番号 E201002 )RC造 免制震 設備機器 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
-
10月21日 耐震構造 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 水平2方向 80%
全景 ( E201002_101021_1.mpeg )
2Fスタッフステーション( E201002_101021_2.mpeg )
3F手術室 ( E201002_101021_3.mpeg )
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1101 長周期地震動における小規模免震構造物の振動性状(その1)
(2011年7月) ( 実験番号 E201101 )木造 免制震 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
-
7月25日 免振住宅・変位拘束装置なし 2007年新潟県中越沖地震 柏崎波 100%
全景 ( E201101_110725_1.mpg )
免震装置 ( E201101_110725_2.mpg )
室内 ( E201101_110725_3.mpg )
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1102 日米共同研究による免震技術の評価実験
(2011年8月) ( 実験番号 E201102 )鉄骨造 免制震 非構造部材 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
-
実験紹介映像(ナレーション、解説付き)
( E201102_1108.mpeg )
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1103 長周期地震動による被害軽減対策の研究開発
(2011年10月) ( 実験番号 E201103 )非構造部材 設備機器 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
- 参考: DOI: http://www.bosai.go.jp/hyogo/syuto-pj/outcome2.html
- 加震ケース1[高層建物モデルと低層建物モデルの比較映像]
- 10月7日
2011年東北地方太平洋沖地震余震 西新宿330%
(建物全体)
比較新宿330%_CCD.wmv ( E201103_1007.wmv )
(高層モデル内部)
1007新宿330_CCD1.wmv ( E201103_1007_1.wmv )
1007新宿330_CCD4.wmv ( E201103_1007_2.wmv )
1007新宿余震300_HV1.wmv ( E201103_1007_3.wmv )
1007新宿余震300_HV3.wmv ( E201103_1007_4.wmv )
- 加震ケース2[高層建物モデルと低層建物モデルの比較映像]
- 10月12日
1995年兵庫県南部地震 JMA神戸25%
(建物全体)
比較神戸25%_CCD.wmv ( E201103_1012.wmv )
1995年兵庫県南部地震 JMA神戸75%(震度6強)
(低層モデル内部)
1012神戸75_CCD1.wmv ( E201103_1012_1.wmv )
1012神戸75_CCD4.wmv ( E201103_1012_2.wmv )
1012神戸75_HV1.wmv ( E201103_1012_3.wmv )
1012神戸75_HV3.wmv ( E201103_1012_4.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

1108 震動台性能検証と6自由度加振における室内什器類の挙動検証
(2012年3月) ( 実験番号 E201108 )免制震 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
-
3月15日 2007年新潟県中越沖地震 柏崎波
全景 ( E201108_120315_1.mpg )
小規模免震構造物 ( E201108_120315_2.mpeg )
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1307 震動台老朽化対策工事前における波形再現性確認実験および将来想定される地震動による震動性能検証実験
(2014年3月) ( 実験番号 E201307 )家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
-
3月19日 1995年兵庫県南部地震 JR鷹取波 100%
大型テレビ( E201307_140319_1.mp4 )
書棚と冷蔵庫( E201307_140319_2.mp4 )
*映像の視聴は(青字)をクリック* -

1806 地盤配管設備等の非構造部材を含む3階建て木造住宅の機能を検証するE-ディフェンス実験
(2019年1, 2月) ( 実験番号 E201806 )木造 地盤 免制震 非構造部材 設備機器 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
-
1月31日 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 100%
全景(北)( E201806_190131_1.mp4 )
全景(南)( E201806_190131_2.mp4 )
免震住宅1Fダイニング( E201806_190131_3.mp4 )
地盤上のべた基礎住宅2F寝室( E201806_190131_4.mp4 )
*映像の視聴は(青字)をクリック* -

2003 災害時重要施設の高機能設備性能評価と機能損失判定のための振動実験
(2020年12月) ( 実験番号 E202003 )鉄骨造 免制震 非構造部材 設備機器 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
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12月8日 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 XY50%,Z100%
全景 ( E202003_201208_1.wmv )
耐震棟3F手術室 ( E202003_201208_2.wmv )
免震棟3F透析室 ( E202003_201208_3.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

2104 室内空間・機能を対象とした地震災害軽減および被害判定のためのE-ディフェンス実験
(2021年12月-2022年1月) ( 実験番号 E202104 )非構造部材 設備機器 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
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1月19日 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 75%
LDK(リビングダイニングキッチン) ( E202104_220119.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

2204 10層鉄骨造オフィス試験体による建物の動的特性評価実験
(2023年2月) ( 実験番号 E202204 )鉄骨造 非構造部材 設備機器 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
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2月17日 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 100%
全景(南東) ( E202204_230217.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック*
0601
鉄骨系工業化住宅(2階建て)の耐震性能検証と制振効果の検証
(2006年6月) (
実験番号 E200601 )
【大和ハウス工業(株)による施設貸与実験】
近年、住宅には、1995年兵庫県南部地震クラスの地震動に対して、倒壊しないレベルの耐震性能が求められるようになってきています。設計性能をはるかに超えた性能となりますが、非構造部材が耐震性能に寄与することができれば、躯体の負担が減り、上記の性能を満足することが可能です。一方、非構造部材により建物の剛性が大幅に上昇して、局所的に大きな力が作用して、最終的に建物の耐震性能が低下することも考えられます。このことを検証するために、各部材について実験を実施、その結果を基にモデル化して応答解析を行っても、部材の組み合わせ効果やスケール効果を適切に評価することが難しいのが現状です。以上のことから、住宅の剛性・減衰の把握および数値モデル化を目的として、E-ディフェンスを用いた実際の建物の加振実験を行いました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200601

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0604
鉄筋コンクリート建物の三次元震動破壊実験
(2006年9, 10月) (
実験番号 E200604 )
文部科学省『大都市大震災軽減化特別プロジェクト』の一環として、東京大学地震研究所の壁谷澤寿海教授らは、低層RC学校校舎を対象に、入力逸散および耐震補強効果の検証を主なテーマとして振動実験を実施しました。試験体はRC3階建て2体で、2体とも全く同様に設計施工し、1体は後施工により外付け鉄骨ブレースによる耐震補強を施しました。試験体は、直接基礎底面と側面土圧を模擬した容器に設置しました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200604
実験の概要: E200604.pdf

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0608
長周期地震動による超高層建築物等における非構造物の破壊、家具等の落下の検証
(2007年3月) (
実験番号 E200608 )
高層建物の巨大地震時の揺れを、高層建物を部分的に切り出した実大寸法の試験体に、E-ディフェンス震動台上で与え、外壁、天井等非構造部材の損傷および家具什器の転倒、飛散など高層建物の室内外で起こりうる現象を検証します。想定する巨大地震としては、南海地震および兵庫県南部地震を設定しています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200608
実験の概要: E200608.pdf

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0704
7階建てXLam木質パネル建物(日伊共同研究)
(2007年10月) (
実験番号 E200704 )
防災科学技術研究所はCNR-IVALSA(イタリア国立樹木・木材研究所) との国際共同研究の一環として、実大の7階建木造建物を用いた震動台実験を行いました。これは、SOFIEプロジェクト(プロジェクトリーダー:Ario Ceccotti教授) というCNR-IVALSAを中心としたクロスラミナパネル(XLam:厚さ2cm程度の木材を交互に隙間無く密に貼り合わせた厚さ7cmから20cm程度の集成パネル)の建物を開発するプロジェクトの一環です。
試験体は、木造壁式構造の高さ23.5m、幅7.5m、長さ15.0m、総重量285tの建物です。本実験では、1995年兵庫県南部地震においてJMA神戸で記録された加速度波形で加振を行い、建物の強震時における応答を確認しました。

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0706
2階建て木造住宅(大安心の家)の耐震性能検証に関する実験
(2008年1月) (
実験番号 E200706 )
【タマホーム株式会社による施設貸与実験】
近年、住宅を購入する際の検討事項の一つとして、耐震性能が大きく注目され始めています。地震による人的・物的被害を最小限に抑えるためには、住宅メーカーが耐震性能の高い住宅を建設・供給し続けることが重要になります。以上のことから、今後発生が懸念される大地震に対して、住宅が倒壊しないことを実証することを目的としたE-ディフェンス実験を行いました。試験体として、2階建て木造軸組み構法住宅で、平面形状は8 m × 10 m、1階の床面積80 m2、2階の床面積72 m2と標準的な戸建て住宅を建設しました。はじめに耐震等級3を上回る状態で加振、その後一部の筋交いを撤去して、耐震等級2相当として振動実験を行いました。実験により、試験体の動的挙動、損傷状況、耐震性能を検証したところ、非構造部材が住宅全体の構造性能に大きな影響を及ぼしている可能性が示唆されるなどの結果が得られています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200706

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0707
大振幅を生じる地震時高層建物の室内安全と機能に関する実験研究
(2008年1月) (
実験番号 E200707 )
5層鉄骨試験体の下に積層ゴムによる揺れの増幅装置を2層にわたって組み込み、高層階の大振幅床応答を再現しました。住居と事務所等の室内環境を忠実に再現し、震動台に人工波を入力しました。 東南海・南海地震において想定される30階の床応答を若干うわまわる大振幅床応答(最大1.5 m)が5層にわたって再現され、システムキッチン・リビングやオフィスシステム等における危険性や耐震対策の効果を検証しました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200707
実験の概要: E200707_1.pdf

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0805
重要施設の耐震実験
(2008年12月, 2009年1月) (
実験番号 E200805 )
震災時における医療施設の機能保持性能を評価するための震動実験を実施しました。
試験体は、病院を模擬したRC造4階建てで、その内部にはスタッフステーション、人工透析室、手術室、病室などを本物の機器・装置を用いて設け、病院施設の機能をより忠実に再現したものとなっています。実験では、耐震構造の病院と免震構造の病院での機能保持性能の違いを検証しています。実験時の両構造の比較映像(以下の20090122.wmv)により、直下型地震において耐震構造の病院の危険性とともに、免震構造の機能保持状態をご覧いただけると思います。また、地震力を大きく低減する免震構造といえども、苦手とする長周期成分を含む地震動(東海・東南海地震連動型での名古屋・三の丸地区での想定波)においては地震対策を怠ることで危険にさらされることが認識いただけると思います。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200805
実験の概要: E200805.pdf

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0806
大振幅を生じる地震時高層建物の居室内安全確保に関する実験研究
(2009年2月) (
実験番号 E200806 )
1995年兵庫県南部地震をはじめ、大規模な地震災害では、家具・什器の転倒により、甚大な被害が発生しています。したがって、建物の耐震性能だけではなく、室内の安全性を確保することも非常に重要になります。特に、超高層建物の上層階では、建物を伝播して増幅した揺れが長く続くため、室内の被災リスクが高くなることがあります。以上のことから、兵庫県との共同で、建物高層階の室内の安全性を評価するためのE-ディフェンス実験を実施しました。非常に剛性の高い、E-ディフェンス震動台の性能検証用試験体の内部に家具・オフィス機器などを設置して、居住空間やオフィスを再現しました。また、建物高層階の大きくゆっくりとした揺れが再現できるように、検証用試験体の下に、2段の免震装置で構成される振幅増幅装置を設置しました。超高層建物の数値解析モデルに、1995年兵庫県南部地震で観測された地震動や、南海トラフ地震想定地震動などを入力して、高層階の応答地震動を算出して、その応答地震動を試験体に入力しました。室内の被災状況や転倒防止技術の効果について、貴重な画像データなどが得られています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200806

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0905
長周期地震動を受ける超高層建物の応答低減手法の開発
(2009年9, 10月) (
実験番号 E200905 )
試験体は、高層建物の平均的な規模として地上21階、高さ80 mの建物を想定しました。 1階から4階までを鉄骨造骨組とし、その上に、5階から21階までの揺れを模擬するための、コンクリート錘と積層ゴムからなる実験装置を載せました。東海地震において予測される首都圏での想定波、東海・東南海地震において予測される名古屋市での想定波等を入力しました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200905
実験の概要: E200905_1.pdf
、E200905_2.pdf

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1002
重要施設の機能保持性能向上耐震実験
(2010年9, 10月) (
実験番号 E201002 )
都市部に大地震が発生した場合、災害後でも、政治、経済、医療、情報発信等の都市機能を維持・継続させることが重要です。しかしながら、これらの都市機能を構成している重要施設の機能保持性能はほとんど未知であり、またその性能を高める方法もほとんど示されていません。そこで、文部科学省の委託研究である「首都直下地震防災・減災特別プロジェクト」の「震災時における建物の機能保持に関する研究開発」の一環として、耐震構造および免震構造の重要施設の機能保持性能を明らかにすることを目的としたE-ディフェンス実験を実施しました。
試験体は、一般的な医療施設を模した、実大のスパン、階高を有する4階建鉄筋コンクリート(RC)造としました。はじめに、試験体と震動台の間に免震装置を設置した免震構造の実験を行い、その後、免震装置を撤去して、試験体と震動台をボルトで固定した耐震構造の実験を実施しました。試験体内の各部屋に、主な医療機器や情報通信設備を設置し、設備機器として、スプリンクラー、消火栓、医療ガス管なども設置しました。加振実験では、エルセントロ波、JMA 神戸波などの短周期地震動と、三の丸波などの長周期地震動を用いました。実験により、耐震・免震構造における、室内および機器被害に関する各種データおよび映像を取得しています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201002

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1101
長周期地震動における小規模免震構造物の振動性状(その1)
(2011年7月) (
実験番号 E201101 )
【H.R.D. Singapore Pte. Ltd.,(株)一条住宅研究所,(株)一条工務店による施設貸与実験】
免震装置の可動範囲を超える入力における免震住宅の挙動を確認すること、可動範囲を超えないように変位を拘束する方法の中で、上部構造、内部家具類へのダメージが最も少ない方法を検討することを目的に、E-ディフェンス加振実験を行いました。はじめに、変位拘束装置を用いない状態で加振して、最大応答変位を確認しまいした。その後、数種類の変位拘束装置を設置した状態で加振し、変位拘束効果を検証すると同時に、変位が拘束された時の上部構造物の変形や衝撃を検証しました。また、免震層を固定した非免震状態で加振し、免震構造+変位拘束装置における挙動との比較検証を行っています。実験の結果、入力レベルが上がると変位拘束装置が破損してしまったり、変位拘束は行えたが、上部構造の応答加速度が著しく大きくなってしまったりすることが明らかとなりました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201101

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1102
日米共同研究による免震技術の評価実験
(2011年8月) (
実験番号 E201102 )
防災科学技術研究所は、米国ネバダ大学と共同で、免震技術の評価実験を行いました。実験では、基礎を固定した耐震構造と免震装置を基礎に組み込んだ免震構造の建物に対して、東北地方太平洋沖地震時の揺れを再現して入力し、免震構造の応答特性把握と構造の違いによる室内被害の違いについて検証しています。
実験で用いた地震波は、2011年東北地方太平洋沖地震時にK-NET岩沼観測点(宮城県岩沼市)で観測された記録です。この記録は、約3分間と長い時間揺れが続き、中低層建物に影響の大きい短周期成分と免震構造に影響の大きい長周期成分の両方をやや多く含んでいる特徴を持つ、多くの建物に影響のある記録です。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201102
実験の概要: E201102.pdf

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1103
長周期地震動による被害軽減対策の研究開発
(2011年10月) (
実験番号 E201103 )
本実験では、高さ120 メートルの30 階建て建物を想定しています。試験体は、その高層建物の6階相当の揺れが生じる一番下の鉄骨造の骨組と、27 階と28 階相当の揺れが生じる上二つの鉄骨造の骨組で構成されており、残りの中間部分を大重量のコンクリートスラブと積層ゴムで代用します。試験体は、今までの実験で最も広い床を用意し、オフィス空間および住居(リビング)空間を設けています。また、オフィス空間の天井はシステム天井とし、今まで多数使われてきたライン天井と、耐震性の観点から有利なグリッド天井を組み込んでいます。さらに、天井内部に空調設備等の一般機器、消防用設備であるスプリンクラー、火災報知器、非常用照明を組み込み、実建物と同等の設備機能を再現しています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201103
実験の概要: E201103.pdf

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1108
震動台性能検証と6自由度加振における室内什器類の挙動検証
(2012年3月) (
実験番号 E201108 )
東北地方太平洋沖地震において、E-ディフェンスの加振能力(最大加速度・継続時間)を超える地震動が観測されたため、大加速度と長時間の地震動に関して、E-ディフェンスの性能限界内での再現性について評価しました。また、E-ディフェンスが有する6自由度の加振能力の有効活用を図るため、鉛直動・ピッチング動を含む多種多様な揺れに関する震動台そのものの特性把握を行いました。あわせて、室内空間に焦点を当て、機器・什器等の挙動に与える回転動や鉛直動の影響を解明しました。 実験方法:震動台テーブルの 10 m × 7.5 m の領域に床組を設置し、床仕上げはタイルカーペットおよびホモジニアスビニルタイルとしました。床上に、家具・什器(ショートキャビネット6台、書棚2台、食器棚2台、机2台)を設置し、家具には書籍荷重用のコンクリートレンガを積載しました。什器類にはサーボ型加速度計および衝突試験用加速度を設置して、その挙動を把握しています。
【H.R.D. Singapore Pte. Ltd.による相乗り実験】「長周期地震動における小規模免震構造物の振動性状 (その3)」
小規模免震構造物が設計クリアランスを超えて大きく変位することを防止するための「変位制御技術」を確立することを目的として、敷地の1方向はクリアランスを広げることが困難であるが、他の3方向へはクリアランスを大きく広げられる想定の加振実験を行いました。具体的には、クリアランスを広げることが困難な1方向のみダンパー抗力を持たせ、反対方向にはダンパー抗力をほとんど持たないようにしました。6自由度加振時の最終的な応答変位、応答加速度などを検証しています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201108

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1307
震動台老朽化対策工事前における波形再現性確認実験および将来想定される地震動による震動性能検証実験
(2014年3月) (
実験番号 E201307 )
【北川工業株式会社による余剰空間貸与実験】
震動台の老朽化対策工事に先立ち、入力波形の再現性を確認するための加振を行いました。その際、震動台上の余剰空間を用いて、家具・什器の転倒防止器具の検証実験を実施しています。試験体として、大型テレビ、書棚、冷蔵庫、ラックを用意して、転倒防止器具ありとなしのケースを比較、その性能を検証しました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201307

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1806
地盤配管設備等の非構造部材を含む3階建て木造住宅の機能を検証するE-ディフェンス実験
(2019年1, 2月) (
実験番号 E201806 )
文部科学省からの補助事業「首都圏を中心としたレジリエンス総合力向上プロジェクト~サブプロジェクト(c)非構造部材を含む構造物の崩壊余裕度に関するデータ収集・整備~」では、大地震時における都市機能の速やかな回復、損傷の同定や修復を目的として、E-ディフェンスを活用し、内外装材、家具・什器、配管設備等を含む建造物の機能保持、および建物倒壊までの耐震余裕度に関するデータを収集・整備しています。
本実験では、住宅密集地域の住宅建物の生活機能の確保の観点から、耐震性を高めた耐震構造の3階建て木造住宅と、地震対策に有効と言われる免震工法を採用した3階建て木造住宅を対象とする震動台実験を実施しました。試験体のサイズは、平面4.5 m × 10 m、高さは約10 mで、強度が建築基準法で定められる標準値の1.5倍となるように、耐震壁の種類と量を決めています。在来軸組構法住宅においては、免震工法を導入しています。一方、枠組壁構法住宅においては、平面が7 m × 13 m、高さが2.5 mの大型コンテナを準備し、その中に1.3 mの深さの地盤を製作、地盤上に施工されるべた基礎から忠実に建物条件を再現しました。1995年兵庫県南部地震の観測波などを入力して、貴重なデータを収集しました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201806
実験の概要: E201806.pdf

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2003
災害時重要施設の高機能設備性能評価と機能損失判定のための振動実験
(2020年12月) (
実験番号 E202003 )
文部科学省からの補助事業「首都圏を中心としたレジリエンス総合力向上プロジェクト~サブプロジェクト(c)非構造部材を含む構造物の崩壊余裕度に関するデータ収集・整備~」では、大地震時における都市機能の速やかな回復、損傷の同定や修復を目的として、E-ディフェンスを活用した、内外装材、家具・什器、配管設備等を含む建造物の機能保持、および建物倒壊までの耐震余裕度に関するデータを収集・整備しています。
本研究では、災害時にも継続的な運用が期待される地域医療の中核病院等を対象に、地震直後にその機能損失度を定量的に評価する手法を提案し、無用な混乱を回避して、安全かつ効率的な管理者の被災後運用判断を支援する仕組みに関する研究開発を目的として、高機能設備を付した病院建物に対する大型振動台実験を実施しました。4階建ての耐震棟と3階建ての免震棟の2棟を渡り廊下で接続する試験体を作製し、試験体内に医療機器を設置して、実際の医療施設の状況を再現しています。実験の結果を基に、建物崩壊余裕度、病院機能の低下要因の特定、高機能設備個別の性能評価、施設の機能損失に関する定量的判定法を提案しています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E202003

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2104
室内空間・機能を対象とした地震災害軽減および被害判定のためのE-ディフェンス実験
(2021年12月-2022年1月) (
実験番号 E202104 )
本研究では、非構造部材、屋内設備、家具、什器等に関して、地震時の損傷挙動データを収集するとともに、損傷被害検証手法のガイドライン、被害対策法、地震被害センシング手法を提案することをめざしています。具体的には、各種非構造部材、屋内設備、家具、什器等の地震動による損傷が再現可能な大型振動台実験用試験体(主要構造部材は無損傷に留め、内部に設置する非構造部材、屋内設備、家具、什器等を実験毎に取り換えることで、繰り返し使用が可能な実験ユニット)を製作し、さまざまな地震動に対して各非構造部材の損傷に関するデータを収集・蓄積します。さらに、それらのデータを整備・検討して、被害モニタリング手法の構築をめざしています。
本実験では、研究の目的を達成するため、各種非構造部材、屋内設備、家具、什器等の地震動による損傷が再現可能な大型振動台実験用試験体を用いた振動実験を行い、さまざまな地震動での室内空間の被害評価を行うとともに、震災後の事業継続性などに結び付けるデータの取得を行いました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E202104

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2204
10層鉄骨造オフィス試験体による建物の動的特性評価実験
(2023年2月) (
実験番号 E202204 )
近い将来に発生が懸念される南海トラフ地震などの大規模な地震から生活を守り、社会経済活動を継続する為には、これら将来の地震に向けた事前の準備・対策と地震後の速やかな判断・対応が重要です。防災科研では、事前対策の基礎情報となる建物の揺れの周期や収まり易さ(動的特性)を建物の揺れから評価する「動的特性評価手法」の開発に取り組んでいます。そしてその為に、建物の揺れを計測するセンサーと計測・評価結果を即時発光表示するLEDライトを内蔵した外装材(LED光アラートシステム)の開発も民間企業との共同研究で行なっています。ここでは、動的特性評価手法とLED光アラートシステムの実証・検証の為、震動実験を実施します。
試験体は、平面形状が12.0m×8.0m、階数が10、高さが26.9m、重量が約700トンの実大10階建てオフィスビルです。実験では、計測震度2~4の中小地震と、計測震度が5を超える大地震を繰り返し試験体に入力して、動的特性の変化を捉えることを取り組みました。そして、試験体にLED光アラートシステムを設置して、計測した変形の即時発光表示の実証も行いました。実験の結果から、開発した動的特性評価手法によって、動的特性の変化を捉えることが可能であることと、LED光アラートシステムによって建物の変形を正確に計測し、LEDライトで即時表示できることが示されました。加えて、共同研究や余剰空間貸与の枠組みで、建物試験体内部の空間に、多種多様な内装材や家具、什器、設備機器を設置して、これらの地震による揺れや動きと損傷に関する貴重なデータを取得しました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E202204

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