実験映像・資料Movie
加振実験映像
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0807 鉄骨造建物実験研究 制振構造建物実験
(2009年3月) ( 実験番号 E200807 )鉄骨造 - 加震ケース(入力地震動)
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3月5日 Steel Damper
1995年兵庫県南部地震 JR鷹取駅記録波100%
( E200807_090305.wmv )
3月12日 Viscous Damper
1995年兵庫県南部地震 JR鷹取駅記録波100%
( E200807_090312.wmv )
3月19日 Oil Damper
1995年兵庫県南部地震 JR鷹取駅記録波100%
( E200807_090319.wmv )
3月27日 Viscoelastic Damper
1995年兵庫県南部地震 JR鷹取駅記録波100%
( E200807_090327.wmv )
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0901 人体ダミー実験
(2009年6月) ( 実験番号 E200901 )その他 - 加震ケース(入力地震動)
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6月10日 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波155%
男性歩行者型・男性着座者型
( E200901_090610_1.mpeg )
女性着座者型・3歳児着座者型
( E200901_090610_2.mpeg )
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0902 構造物破壊過程における震動台の運転・制御に関する研究
(2009年6月) ( 実験番号 E200902 )RC造 - 加震ケース(入力地震動)
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6月18日 1995年兵庫県南部地震 JR鷹取波150%
全景 ( E200902_090618_1.mpg )
試験体詳細 ( E200902_090618_2.mpg )
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0903 NEESWoodプロジェクト『木質パネル構法7階建て』実大建物実験
(2009年7月) ( 実験番号 E200903 )木造 - 加震ケース(入力地震動)
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7月14日 1994年Northridge地震 Canoga Park波180%
全景(斜め)( E200903_090714_1.wmv )
7階(室内)( E200903_090714_2.wmv )
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0904 鉄骨造建物実験研究 日米共同研究(ロッキングフレーム実験)
(2009年8月) ( 実験番号 E200904 )鉄骨造 - 加震ケース(入力地震動)
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8月10日 ヒューズA1 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波65%
( E200904_090810.wmv )
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0905 長周期地震動を受ける超高層建物の応答低減手法の開発
(2009年9, 10月) ( 実験番号 E200905 )鉄骨造 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
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9月15日 東海・東南海地震において予測される名古屋市での想定波
全景(斜め上) ( E200905_case1-4.wmv )
下層骨組部 ( E200905_case1-12.wmv )
鋼製ダンパー骨組部 ( E200905_case1-19.wmv )
鋼製ダンパー上層部 ( E200905_case1-24.wmv )
会議室屋上 ( E200905_case1-room.wmv )
9月18日 東海・東南海地震において予測される名古屋市での想定波
全景(斜め上) ( E200905_case2-4.wmv )
下層骨組部 ( E200905_case2-12.wmv )
鋼製ダンパー骨組部 ( E200905_case2-19.wmv )
会議室屋上 ( E200905_case2-room.wmv )
9月25日 東海・東南海地震において予測される名古屋市での想定波
全景(斜め上) ( E200905_case3-4.wmv )
下層骨組部 ( E200905_case3-12.wmv )
オイルダンパー骨組部 ( E200905_case3-19.wmv )
ワークスペース屋上 ( E200905_case3-room.wmv )
10月2日 東海・東南海地震において予測される名古屋市での想定波
全景(斜め上) ( E200905_case4-4.wmv )
ダイニングキッチン屋上( E200905_case4-room.wmv )
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0906 3階建て木造軸組工法の設計法検証に関する実験
(2009年10月) ( 実験番号 E200906 )木造 - 加震ケース(入力地震動)
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10月27日 人工地震波 160%
全景(裏面)( E200906_091027.wmv )
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0907 現行知見に基づく耐震余裕の定量評価と耐震評価高度化技術の抽出研究
(2009年11月) ( 実験番号 E200907 )設備機器 - 加震ケース(入力地震動)
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11月20日 共振正弦波0.55 Hz 水平2軸 X方向変位4.2 cm,Y方向変位10 cm
全景(南西)( E200907_091120_1.mpg )
全景(東) ( E200907_091120_2.mpg )
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0908 鉄骨造建物実験研究 イノベーティブ実験
(2009年12月) ( 実験番号 E200908 )鉄骨造 免制震 - 加震ケース(入力地震動)
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12月15日 座屈拘束ブレース 1995年兵庫県南部地震 JR鷹取波EW成分 100%
全景 ( E200908_091215_1.mpg )
座屈拘束ブレース( E200908_091215_2.mpg )
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0909 橋梁耐震実験研究 橋梁コンポーネント実験(C1-6実験)
(2010年2, 3月) ( 実験番号 E200909 )RC造 - 加震ケース(入力地震動)
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2月26日 1995年兵庫県南部地震 JR鷹取駅記録波100% 2回目
( E200909_100226_1.wmv )
( E200909_100226_2.wmv )
3月2日 1995年兵庫県南部地震 JR鷹取駅記録波125% 4回目
( E200909_100302_1.wmv )
( E200909_100302_2.wmv )
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1001 高経年配管系に対する耐震裕度の定量評価に関する研究
(2010年8月) ( 実験番号 E201001 )設備機器 - 加震ケース(入力地震動)
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8月5日 模擬地震波 560%
全景( E201001_100805_1.mpeg )
健全試験体ティ部( E201001_100805_2.mpeg )
減肉試験体ティ部( E201001_100805_3.mpeg )
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1002 重要施設の機能保持性能向上耐震実験
(2010年9, 10月) ( 実験番号 E201002 )RC造 免制震 設備機器 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
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10月21日 耐震構造 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 水平2方向 80%
全景 ( E201002_101021_1.mpeg )
2Fスタッフステーション( E201002_101021_2.mpeg )
3F手術室 ( E201002_101021_3.mpeg )
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1003 木質建造物に応用可能な既存木造学校施設の耐震補強方法の開発に関する実験研究
(2010年11月) ( 実験番号 E201003 )木造 - 加震ケース(入力地震動)
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11月4日 現状試験体 告示波Y軸単軸600 Gal
全景 ( E201003_101104_1.mpeg )
1F柱脚周辺( E201003_101104_2.mpeg )
11月10日 補強試験体 告示波Y軸単軸 600 Gal
全景 ( E201003_101110_1.mpeg )
1F柱脚周辺( E201003_101110_2.mpeg )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* - まとめ動画
- ( E201003_木造校舎 実大震動実験.mpeg )
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1004 コンクリート系建物実験/設備機器・配管実験
(2010年12月) ( 実験番号 E201004 )RC造 設備機器 - 加震ケース(入力地震動)
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12月13日 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波50%
( E201004_101213.wmv )
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1005 伝統的木造軸組構法の耐震性能検証に関する実験(その2)
(2011年1月) ( 実験番号 E201005 )木造 - 加震ケース(入力地震動)
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1月21日 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波
全景 ( E201005_110121_1.mpg )
柱脚部詳細 ( E201005_110121_2.mpg )
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1006 高震度対応型PWR使用済燃料ラックの実証試験
(2011年2, 3月) ( 実験番号 E201006 )設備機器 - 加震ケース(入力地震動)
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3月1日 水槽内に水を入れたケース 地震波水平2方向
全景(真上) ( E201006_110301_1.mpg )
全景(西) ( E201006_110301_2.mpg )
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1101 長周期地震動における小規模免震構造物の振動性状(その1)
(2011年7月) ( 実験番号 E201101 )木造 免制震 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
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7月25日 免振住宅・変位拘束装置なし 2007年新潟県中越沖地震 柏崎波 100%
全景 ( E201101_110725_1.mpg )
免震装置 ( E201101_110725_2.mpg )
室内 ( E201101_110725_3.mpg )
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1102 日米共同研究による免震技術の評価実験
(2011年8月) ( 実験番号 E201102 )鉄骨造 免制震 非構造部材 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
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実験紹介映像(ナレーション、解説付き)
( E201102_1108.mpeg )
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1103 長周期地震動による被害軽減対策の研究開発
(2011年10月) ( 実験番号 E201103 )非構造部材 設備機器 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
- 参考: DOI: http://www.bosai.go.jp/hyogo/syuto-pj/outcome2.html
- 加震ケース1[高層建物モデルと低層建物モデルの比較映像]
- 10月7日
2011年東北地方太平洋沖地震余震 西新宿330%
(建物全体)
比較新宿330%_CCD.wmv ( E201103_1007.wmv )
(高層モデル内部)
1007新宿330_CCD1.wmv ( E201103_1007_1.wmv )
1007新宿330_CCD4.wmv ( E201103_1007_2.wmv )
1007新宿余震300_HV1.wmv ( E201103_1007_3.wmv )
1007新宿余震300_HV3.wmv ( E201103_1007_4.wmv )
- 加震ケース2[高層建物モデルと低層建物モデルの比較映像]
- 10月12日
1995年兵庫県南部地震 JMA神戸25%
(建物全体)
比較神戸25%_CCD.wmv ( E201103_1012.wmv )
1995年兵庫県南部地震 JMA神戸75%(震度6強)
(低層モデル内部)
1012神戸75_CCD1.wmv ( E201103_1012_1.wmv )
1012神戸75_CCD4.wmv ( E201103_1012_2.wmv )
1012神戸75_HV1.wmv ( E201103_1012_3.wmv )
1012神戸75_HV3.wmv ( E201103_1012_4.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

1104 平成23年度原子力プラント斜面における振動実験
(2011年12月) ( 実験番号 E201104 )地盤 - 加震ケース(入力地震動)
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12月6日 正弦波5 Hz 800Gal
全景(真上) ( E201104_111206_1.mpg )
全景(北) ( E201104_111206_2.mpg )
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1105 長周期地震動における小規模免震構造物の振動性状(その2)
(2011年12月) ( 実験番号 E201105 )木造 免制震 - 加震ケース(入力地震動)
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12月26日 2007年新潟県中越沖地震 柏崎波45度回転 100%
全景 ( E201105_111226_1.mpg )
速度感知型性能可変ダンパー( E201105_111226_2.mpg )
免震装置 ( E201105_111226_3.mpg )
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1106 長周期地震動に対する免震建築物の安全性検証方法に関する検討(その1)
(2012年1, 2月) ( 実験番号 E201106 )免制震 - 加震ケース(入力地震動)
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2月7日 オイルダンパー 正弦波 周期2.5s, 100%
全景 ( E201106_120207_1.mpg )
オイルダンパー( E201106_120207_2.mpg )
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1107 地盤・地中構造物実験研究
(2012年2月) ( 実験番号 E201107 )地盤 - 加震ケース(入力地震動)
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2月28日 1995年兵庫県南部地震 JR鷹取波 80%
全景 ( E201107_120228_1.mpeg )
鉛直構造物周辺 ( E201107_120228_2.mpg )
円形水平地下構造物内部 ( E201107_120228_3.avi )
鉛直構造物⁻水平構造物連結部 ( E201107_120228_4.avi )
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1108 震動台性能検証と6自由度加振における室内什器類の挙動検証
(2012年3月) ( 実験番号 E201108 )免制震 家具什器 - 加震ケース(入力地震動)
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3月15日 2007年新潟県中越沖地震 柏崎波
全景 ( E201108_120315_1.mpg )
小規模免震構造物 ( E201108_120315_2.mpeg )
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1201 長周期地震動における小規模免震構造物の振動性状 (その4)
(2012年7月) ( 実験番号 E201201 )木造 免制震 - 加震ケース(入力地震動)
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7月19日 2007年新潟県中越沖地震 柏崎波 100%
全景 ( E201201_120719_1.mpg )
速度感知型性能可変ダンパー ( E201201_120719_2.mpg )
免震装置 ( E201201_120719_3.mpg )
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1202 機器・配管系実験研究
(2012年8月) ( 実験番号 E201202 )設備機器 - 加震ケース(入力地震動)
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8月9日 模擬地震動 125%
全景 ( E201202_120809_1.mpeg )
サポート(柔)( E201202_120809_2.mpeg )
サポート(剛)( E201202_120809_3.mpeg )
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1203 長周期地震動に対するRC造建築物の安全性検証方法に関する検討
(2012年8月) ( 実験番号 E201203 )RC造 - 加震ケース(入力地震動)
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8月30日 南海トラフ模擬地震動 津島波 200%
全景(南) ( E201203_120830_1.mpeg )
1F柱脚 ( E201203_120830_2.mpeg )
6F柱梁接合部 ( E201203_120830_3.mpeg )
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1204 伝統的構法木造建築物の耐震性能検証に関する実験
(2012年9月) ( 実験番号 E201204 )木造 - 加震ケース(入力地震動)
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9月19日 1995年兵庫県南部地震 JMA神戸波 100%
全景(南) ( E201204_120919_1.mpeg )
室内 ( E201204_120919_2.mpeg )
礎石周辺部 ( E201204_120919_3.mpeg )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

1205 長周期地震動に対する免震建築物の安全性検証方法に関する検討(その2)
(2012年10月) ( 実験番号 E201205 )免制震 - 加震ケース(入力地震動)
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10月12日 高減衰積層ゴム支承 正弦2波, 変位振幅400 mm
全景 ( E201205_121012_1.mpeg )
高減衰積層ゴム支承 ( E201205_121012_2.mpeg )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック* -

1206 長周期化改造工事に関わるE-ディフェンス性能検証試験(長周期地震動による免震建物の応答評価実験)
(2012年3, 4月) ( 実験番号 E201206 )RC造 免制震 - 加震ケース(入力地震動)
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4月1日 2011年東北地方太平洋沖地震 K-NET古川波 100%
全景 ( E201206_130401.wmv )
*映像データダウンロードは(青字)をクリック*
0807
鉄骨造建物実験研究 制振構造建物実験
(2009年3月) (
実験番号 E200807 )
制振部材を有する実大5層鉄骨造建物の加振実験を行いました。
実験の目的は、いまだ経験のない大地震下での制振装置付き建物の性能を検証することです。制振装置としてブレース型ダンパーを用い、鋼材・粘性・オイル・粘弾性・なしの順に取り替えながら加振を行いました。試験体は、事務所ビルを想定したものであり、可能な限り実際に近い建物とするため、非構造部材も設けています。加振には、JR鷹取波を様々なレベルで用い、試験体の応答を検証しました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200807
実験の概要: E200807.pdf

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0901
人体ダミー実験
(2009年6月) (
実験番号 E200901 )
地震動がおよぼす心理的な影響を調べるためには、振動台の上に被験者を載せて、地震動を加えることが必要となります。しかしながら、E-ディフェンスは構造物をも破壊するだけの能力を持っているため、被験者を負傷させる危険性もあります。そのため、E-ディフェンスに人を乗せる実験を検討する際には、内在する危険性に対して予防策を講じておく必要があります。
そこで、振動台上で人に大入力の振動を加えた場合に、人体にどのような応答が生じるのかを定量的に評価するための一助として、人体ダミーの加振実験を行いました。応答の個体差や姿勢による違いを見るために、男性歩行者型、男性着座者型、女性着座者型、3歳児着座者型の4つのダミーを用いて、1995年兵庫県南部地震の観測波などを入力しました。その結果を基に、地震発生時の人体への振動負荷を検証しました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200901

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0902
構造物破壊過程における震動台の運転・制御に関する研究
(2009年6月) (
実験番号 E200902 )
本研究では、動的応答の不確定性を評価することを目的として、E-ディフェンスを用いて、16体のRC柱供試体の同時加振を行いました。試験体として、2.4 m×2.4 m の正方形断面で、基部から高さ12m に約560t の桁を有する実物橋脚を想定、この橋脚の長さの相似率が1/7.5 となるように縮小したものを製作しました。試験体は、フーチング部、柱部、重錘部で構成されています。柱部は、断面形状は320 mm×320 mm の正方形で、柱部の上に鉄筋コンクリートの重錘を製作することで、柱の軸応力を負荷させました。相似則に従い、橋脚基部における軸応力が原型のそれと等しくなるように重錘の重心が、橋脚基部から高さ1600 mm となるように設計させています。入力地震動や供試体の応答加速度、応答変位などの地震応答・破壊特性や16 体の供試体の挙動のばらつきに関して考察し、平均・標準偏差・変動係数を用いて、その分布形状について定量的に評価しました。相似則を考慮したJR鷹取波を徐々に大きくしながら入力した結果、線形応答から非線形応答へと変化するにつれて、各種応答の分布形状が変化することが判明しています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200902

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0903
NEESWoodプロジェクト『木質パネル構法7階建て』実大建物実験
(2009年7月) (
実験番号 E200903 )
NEES (The George E. Brown, Jr. Network for Earthquake Engineering Simulation) との国際共同研究の一環として、NEESで主に木造建物を研究するNEESWOOD (プロジェクトリーダー:John W. van de Lindt教授 コロラド州立大学)と7階建て木造建物実験を行いました。試験体は1階(地下駐車場を想定)のみ鉄骨造、2-7階は枠組壁工法で建設された木造建物です。試験体の大きさは、縦横が約12.4 m × 18.4 m、高さ20.4 mです。 実験は、1994年Northridge地震のCanoga Parkで記録された加速度波形の振幅を180%に調整した波形で加振を行い、建物の強震時における応答を確認しました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200903
実験の概要: E200903.pdf

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0904
鉄骨造建物実験研究 日米共同研究(ロッキングフレーム実験)
(2009年8月) (
実験番号 E200904 )
防災科学技術研究所は、NEES (The George E. Brown, Jr. Network for Earthquake Engineering Simulation) との国際共同研究の一環として、 鉄骨造ロッキングフレームの加振実験を行いました。米国側はスタンフォード大学およびイリノイ大学から、日本側は防災科研の他、東京工業大学、北海道大学および民間企業から研究者が参画しました。
実験の目的は、ロッキングフレームおよびエネルギー吸収部材の動的載荷時における基礎的データを取得することです。試験体は、中央の黄色い平面骨組であり、地震時の慣性力は、 両脇に配置された3層ずつ合計6基の慣性重量装置(テストベッド)により与えられます。加振には、JMA神戸波およびノースリッジ地震波の一方向成分を様々なレベルで用い、試験体の応答を検証しました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200904
実験の概要: E200904.pdf

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0905
長周期地震動を受ける超高層建物の応答低減手法の開発
(2009年9, 10月) (
実験番号 E200905 )
試験体は、高層建物の平均的な規模として地上21階、高さ80 mの建物を想定しました。 1階から4階までを鉄骨造骨組とし、その上に、5階から21階までの揺れを模擬するための、コンクリート錘と積層ゴムからなる実験装置を載せました。東海地震において予測される首都圏での想定波、東海・東南海地震において予測される名古屋市での想定波等を入力しました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200905
実験の概要: E200905_1.pdf
、E200905_2.pdf

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0906
3階建て木造軸組工法の設計法検証に関する実験
(2009年10月) (
実験番号 E200906 )
防災科学技術研究所と(社)木を活かす建築推進協議会は、国土交通省の補助により、木造3階建て軸組構法住宅の設計法検証に関する倒壊実験を実施しました。
試験体は、軸組構法の3階建て木造住宅2棟(試験体1、試験体2)で、各階床面積・階高などの仕様は同じです。ただし、接合部の設計が異なっています。実験では、人工地震波を1方向で入力し、強震時における試験体の損傷・挙動を確認しました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200906
実験の概要: E200906.pdf

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0907
現行知見に基づく耐震余裕の定量評価と耐震評価高度化技術の抽出研究
(2009年11月) (
実験番号 E200907 )
【株式会社東芝による施設貸与実験】
BWR 発電所に設置される平底円筒形タンクは、想定地震力に対して、健全性および内包流体を維持する機能の確保が求められています。しかしながら、スロッシングにより内部流体が天板に衝突する影響を合理的に評価する手法が確立されていないため、多くのタンクは、想定する地震力により発生する最大スロッシング高よりも高い位置に天板を設置するように設計されています。これらのことから、平底円筒形タンクの内部流体の挙動や内部流体のスロッシングによりタンクに作用する動圧に関するデータ取得を目的とした、E-ディフェンス振動実験を行いました。実験により、非線形性の強い内部流体の波高、動圧などの時刻歴データを取得、3 次元シミュレーションによる流動解析の結果と実験結果を比較することにより、シミュレーションの妥当性・再現性を検証しました。また、スロッシングによるタンク天板への影響評価手法の確立にむけた検証を行っています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200907

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0908
鉄骨造建物実験研究 イノベーティブ実験
(2009年12月) (
実験番号 E200908 )
「E200701-鉄骨造建物実験研究 倒壊防止装置を転用した負荷フレームによるテストベッド整備のための予備実験」で検証された手法を用いて、制震装置を有する平面フレームに載荷するE-ディフェンス実験を行いました。制振装置として、座屈拘束ブレース、イノベーティブダンパー、鋼管ダンパーを用いています。これらの試験体に、JR鷹取波を中心に入力することで、その性能の比較検証を行っています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200908

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0909
橋梁耐震実験研究 橋梁コンポーネント実験(C1-6実験)
(2010年2, 3月) (
実験番号 E200909 )
E-ディフェンスを用いた壊れにくい次世代型RC(鉄筋コンクリート)橋脚の震動実験を行いました。 回の試験体は、基本的には現行基準に沿って設計するものの、過去の試験体と較べ、被害が発生しやすい橋脚基部部分における粘り強さを増すために、通常のコンクリートに代えてモルタルの中にポリプロピレン繊維を入れた「高じん性繊維補強モルタル」を採用しているところ、ならびに橋脚試験体の柱部について角部を面取り(R = 400 mm)した矩形断面(1辺1.8 m)としているところに特徴があります。試験体の柱高さ7.5 m、基礎部(底部)は縦7.0 m × 横7.0 m × 高さ1.8 m、全体重量は約310 tで、3日間加震しました。実験により、加振による試験体の損傷状況は、ごく微細なクラックが見受けられる程度で、予想通りの結果となりました。その後、同等の余震を想定して2度同じ加振したところ、大きくひび割れたが、高じん性繊維補強モルタルの剥離はわずかでした。すなわち、今回の新素材を使った橋脚は高い耐震性を有していることが確認されました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E200909
実験の概要: E200909.pdf

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1001
高経年配管系に対する耐震裕度の定量評価に関する研究
(2010年8月) (
実験番号 E201001 )
日本では、1960年代に商業用原子力発電所が営業運転を開始、2010年12月末時点で54基の商業用原子炉が運転中で、これらの商業用原子炉のうち36基は稼働開始から20年以上を経過しています。長期にわたって使用されてきた施設では、高経年化に伴う構成機器・配管の劣化が想定され、適切な経年劣化対策を講じる必要があります。プラントを構成する主要要素のひとつである配管系では、高経年化の一つとして、腐食などによる減肉劣化が考えられます。また、日本は地震国であるため、劣化した高経年プラントの耐震性能を評価することが不可欠です。
以上のことから、劣化の存在が配管系の振動応答や耐震性能に及ぼす影響を評価・検証するため、劣化のない健全試験体と減肉試験体の2種類の配管系試験体を製作、E-ディフェンス上に設置して、同時に加振しました。試験体の1次~3次モードまでを含む1.5Hz~5.5Hzの振動数帯域の模擬地震波を作成して、試験体に入力しました。実験では、減肉試験体がラチェット現象に伴う内圧破損で損傷、その後も加振を続けた結果、健全試験体が疲労き裂で損傷しています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201001

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1002
重要施設の機能保持性能向上耐震実験
(2010年9, 10月) (
実験番号 E201002 )
都市部に大地震が発生した場合、災害後でも、政治、経済、医療、情報発信等の都市機能を維持・継続させることが重要です。しかしながら、これらの都市機能を構成している重要施設の機能保持性能はほとんど未知であり、またその性能を高める方法もほとんど示されていません。そこで、文部科学省の委託研究である「首都直下地震防災・減災特別プロジェクト」の「震災時における建物の機能保持に関する研究開発」の一環として、耐震構造および免震構造の重要施設の機能保持性能を明らかにすることを目的としたE-ディフェンス実験を実施しました。
試験体は、一般的な医療施設を模した、実大のスパン、階高を有する4階建鉄筋コンクリート(RC)造としました。はじめに、試験体と震動台の間に免震装置を設置した免震構造の実験を行い、その後、免震装置を撤去して、試験体と震動台をボルトで固定した耐震構造の実験を実施しました。試験体内の各部屋に、主な医療機器や情報通信設備を設置し、設備機器として、スプリンクラー、消火栓、医療ガス管なども設置しました。加振実験では、エルセントロ波、JMA 神戸波などの短周期地震動と、三の丸波などの長周期地震動を用いました。実験により、耐震・免震構造における、室内および機器被害に関する各種データおよび映像を取得しています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201002

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1003
木質建造物に応用可能な既存木造学校施設の耐震補強方法の開発に関する実験研究
(2010年11月) (
実験番号 E201003 )
2008年6月に地震防災対策特別措置法が改正され、公立小中学校等の建物の耐震診断が義務づけられました。しかしながら、学校校舎に見られるような大規模木造建築物については、耐震診断方法や補強技術が確立されていないのが現状です。特に、地域のシンボルであり、当該地域の住民にとって歴史的、心情的背景を持つ木造校舎に対しては、その保存を求める意見も多いことから、外観や木質構造を維持しながら耐震改修を行う方法の検討が求められています。以上のことから、兵庫県と神戸大学との共同で、既存木造学校施設の耐震補強システムの開発を目的としたE-ディフェンス実験を行いました。
実験使用した試験体として、兵庫県高砂市立宝殿中学校の木造2階建て校舎(1936年築)を分解、E-ディフェンスに運搬して、2棟(補強試験体と現状試験体)の試験体を構築しました。告示波などを入力した結果、補強試験体は優れた耐震性能を有していることが明らかとなりました。本実験により性能検証された補強方法により、篠山市立篠山小学校等の耐震改修が行われています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201003

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1004
コンクリート系建物実験/設備機器・配管実験
(2010年12月) (
実験番号 E201004 )
高耐震かつ生産性・修復性の高いコンクリート系建物の確立をめざし、プレキャスト・プレストレストコンクリート圧着工法によるコンクリート系建物(PC建物)に関する大型振動台実験を実施しました。また、ほぼ同形状の鉄筋コンクリート造建物(RC建物)についても実験を実施し、今後の設計に役立つ資料を取得しました。
実験では、PC建物とRC建物を同時に加振しました(映像は手前がPC建物、奥がRC建物)。4階建ての建物は、各層の階高が3 m、平面の長辺方向長さが14.4 m、短辺方向長さが7.2 mです。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201004
実験の概要: E201004.pdf

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1005
伝統的木造軸組構法の耐震性能検証に関する実験(その2)
(2011年1月) (
実験番号 E201005 )
我が国の伝統構法木造建築物は、気候・風土等に適応しながら地域の文化を反映した地域特有のまちなみや集落を形成してきた歴史を有し、多くの地域で地域文化のシンボルとして保存や改修が進められるなど、その価値が見直されつつあります。しかしながら、建築基準法において、伝統構法の構造設計法について明確に記述されていません。このような課題を踏まえ、伝統構法の木造建築物の設計法を確立することを目的とした、実大振動台実験による検証が実施されてきました。本実験では、これまで行われた調査、実験などの検討結果を基に、石場建て構法を含む伝統構法木造建築物の設計法について検討を行いました。人工地震波(告示波)や1995年兵庫県南部地震で観測されたJMA 神戸波を入力して、石場建て構法の柱脚滑りの発生条件、滑り量、柱脚と礎石との摩擦、上部構造物の耐力、入力地震動レベルとの関係などを計測しました。その結果、偏心がなくてもねじれるように滑ったり、加振方向によって滑り量が顕著に異なったりするなど、滑り量の予想が非常に難しいことが明らかとなっています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201005

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1006
高震度対応型PWR使用済燃料ラックの実証試験
(2011年2, 3月) (
実験番号 E201006 )
【三菱重工株式会社による施設貸与実験】
フリースタンディング方式燃料ラックは、ラックを固定する基礎ボルト又は壁サポートを使わず、高い耐震性を確保する方式であり、海外ではフリースタンディング方式が主流となっています。国内外の実験研究から、ラックが滑ることによる効果および水中での動きの低減効果等を取り入れた適切な設計が可能となってきています。フリースタンディング方式燃料ラックの実機適用に向け、実規模の振動実証試験の実施が望まれています。以上のことから、十分な耐震信頼性をもった設計が可能であることを確認するとともに、得られた結果を実機設計評価手法への反映を図ることを目的として、E-ディフェンス震動台実験を行いました。内寸:長さ7 m×幅7 m×高さ7 mの水槽内に、長さ3 m×幅2 m×高さ4.5 mのラックを設置した試験体を用意して、水槽内に水を入れたケースと入れないケースで実験を行った結果、十分な耐震信頼性をもったフリースタンディングラックの設計が可能であること、試験結果と解析結果は良い一致を示し、実機設計における解析評価が可能であることを確認しました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201006

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1101
長周期地震動における小規模免震構造物の振動性状(その1)
(2011年7月) (
実験番号 E201101 )
【H.R.D. Singapore Pte. Ltd.,(株)一条住宅研究所,(株)一条工務店による施設貸与実験】
免震装置の可動範囲を超える入力における免震住宅の挙動を確認すること、可動範囲を超えないように変位を拘束する方法の中で、上部構造、内部家具類へのダメージが最も少ない方法を検討することを目的に、E-ディフェンス加振実験を行いました。はじめに、変位拘束装置を用いない状態で加振して、最大応答変位を確認しまいした。その後、数種類の変位拘束装置を設置した状態で加振し、変位拘束効果を検証すると同時に、変位が拘束された時の上部構造物の変形や衝撃を検証しました。また、免震層を固定した非免震状態で加振し、免震構造+変位拘束装置における挙動との比較検証を行っています。実験の結果、入力レベルが上がると変位拘束装置が破損してしまったり、変位拘束は行えたが、上部構造の応答加速度が著しく大きくなってしまったりすることが明らかとなりました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201101

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1102
日米共同研究による免震技術の評価実験
(2011年8月) (
実験番号 E201102 )
防災科学技術研究所は、米国ネバダ大学と共同で、免震技術の評価実験を行いました。実験では、基礎を固定した耐震構造と免震装置を基礎に組み込んだ免震構造の建物に対して、東北地方太平洋沖地震時の揺れを再現して入力し、免震構造の応答特性把握と構造の違いによる室内被害の違いについて検証しています。
実験で用いた地震波は、2011年東北地方太平洋沖地震時にK-NET岩沼観測点(宮城県岩沼市)で観測された記録です。この記録は、約3分間と長い時間揺れが続き、中低層建物に影響の大きい短周期成分と免震構造に影響の大きい長周期成分の両方をやや多く含んでいる特徴を持つ、多くの建物に影響のある記録です。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201102
実験の概要: E201102.pdf

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1103
長周期地震動による被害軽減対策の研究開発
(2011年10月) (
実験番号 E201103 )
本実験では、高さ120 メートルの30 階建て建物を想定しています。試験体は、その高層建物の6階相当の揺れが生じる一番下の鉄骨造の骨組と、27 階と28 階相当の揺れが生じる上二つの鉄骨造の骨組で構成されており、残りの中間部分を大重量のコンクリートスラブと積層ゴムで代用します。試験体は、今までの実験で最も広い床を用意し、オフィス空間および住居(リビング)空間を設けています。また、オフィス空間の天井はシステム天井とし、今まで多数使われてきたライン天井と、耐震性の観点から有利なグリッド天井を組み込んでいます。さらに、天井内部に空調設備等の一般機器、消防用設備であるスプリンクラー、火災報知器、非常用照明を組み込み、実建物と同等の設備機能を再現しています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201103
実験の概要: E201103.pdf

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1104
平成23年度原子力プラント斜面における振動実験
(2011年12月) (
実験番号 E201104 )
【(独)原子力安全基盤機構による施設貸与実験】
地震時に、原子力発電所施設周辺の斜面崩壊が危惧される場合、斜面の崩壊が施設の安全機能に重大な影響を及ぼさないことを確認する必要があります。そのためには、斜面崩壊の発生可能性と崩壊領域を合理的に評価することが重要になります。岩盤斜面の地震時安定性の評価手法の検討・高度化を行うためには、現象を再現した模型実験によるメカニズムの解明と模型実験により得られた結果を基に、数値解析の妥当性を検証することが重要になります。以上の点を踏まえ、これまで岩盤斜面の振動台実験を行うとともに、数値解析的な検討を実施してきました。しかしながら、これまでの振動台実験は水平地震動のみを用いた加振であり、鉛直地震動が斜面の地震時挙動に及ぼす影響については、十分な検討がなされていません。以上の背景のもと、鉛直地震動や模型の寸法効果が斜面の地震時挙動に及ぼす影響を評価しつつ、斜面の地震時安全性評価手法にその検討結果を反映することを目的として、E-ディフェンス震動台実験を実施しました。試験体として高さ3mの斜面模型を構築して、水平・鉛直同時加振を実施しました。得られた結果を基に、従来評価法や粒子法を用いて、斜面の大変形解析への適用性および有用性について検討を行いました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201104

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1105
長周期地震動における小規模免震構造物の振動性状(その2)
(2011年12月) (
実験番号 E201105 )
【H.R.D. Singapore Pte. Ltd.,(株)一条住宅研究所,(株)一条工務店による施設貸与実験】
E201101-長周期地震動における小規模免震構造物の振動性状(その1)の結果、変位拘束装置を用いた方法の問題点が浮かび上がり、実用化に向けた変位制御装置の研究開発が必要であることが明らかとなりました。その結果をうけて、免震層が大変形しそうな状況を相対速度で感知し、剛性、減衰を上げる「速度感知型性能可変ダンパー」を開発しました。(その1)で製作した家屋試験体を補修、開発したダンパーを装着して、その性能を検証するためのE-ディフェンス実験を行いました。実験の結果、入力した全ての地震波に対して装置限界変位以内に制御できましたが、応答加速度には改善の余地があることが明らかとなっています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201105

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1106
長周期地震動に対する免震建築物の安全性検証方法に関する検討(その1)
(2012年1, 2月) (
実験番号 E201106 )
過去の地震災害において、免震建築物はその性能を発揮し、被害の軽減に大きく貢献しています。しかしながら、南海トラフ巨大地震では、数秒から十数秒の長い周期のゆれが含まれ、地震動の継続時間が数分から十数分程度となる長周期地震動が発生することが予想されており、2011年東北地方太平洋沖地震での地震動を上回る揺れが免震建築物に加わる可能性が指摘されています。それらの地震に備え、免震部材の性能評価を行い、品質の確保と試験方法の整備を行うことが喫緊の課題となっています。
以上のことから、国土交通省建築基準整備促進事業の一環として、実大すべり支承およびオイルダンパーを用いたE-ディフェンス実験を実施、多数回の繰返しすべりに伴う発熱・放熱環境や累積エネルギーの上昇速度を現実に近い状態で再現しました。実験の結果、繰返し載荷によるすべり支承やダンパーの特性変化の検証に不可欠なデータを取得しています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201106

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1107
地盤・地中構造物実験研究
(2012年2月) (
実験番号 E201107 )
大都市圏の地下空間には、多くの地下構造物が輻輳しており、利便性を高めるために、各構造物は地下で連結されているのが一般的です。しかしながら、連結されている地上・地下構造物が、異なる指針や基準で設計されていることや建設時期が大きくずれていることは、決して珍しいことではありません。これらの理由により、連結されている構造物の相互作用を考慮した耐震性評価が非常に難しいことが課題としてあげられます。
以上のことから、最も損傷を受けやすいと考えられている鉛直構造物と水平地下構造物の連結部分や硬い地盤と軟らかい地盤の境界付近に注目して、地下構造物の地震時挙動や破壊に至るメカニズムを解明することを目的としたE-ディフェンスを用いた大型地盤・地下構造物模型実験を実施しました。試験体は、直径8 m、高さ6.5 mの円筒形土槽内に作製した、大規模地盤・地下構造物模型です。試験体地盤は、乾燥した砂を用いて作製しています。また、地下構造物は、矩形の水平地下構造物に接続された2体の鉛直構造物と、2体の円形の水平地下構造物から構成されています。試験体に、1995年兵庫県南部地震の際に観測された実地震動を入力したところ、連結部周辺で局所的な応答が生じることが明らかとなっています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201107
実験の概要: E201107.pdf

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1108
震動台性能検証と6自由度加振における室内什器類の挙動検証
(2012年3月) (
実験番号 E201108 )
東北地方太平洋沖地震において、E-ディフェンスの加振能力(最大加速度・継続時間)を超える地震動が観測されたため、大加速度と長時間の地震動に関して、E-ディフェンスの性能限界内での再現性について評価しました。また、E-ディフェンスが有する6自由度の加振能力の有効活用を図るため、鉛直動・ピッチング動を含む多種多様な揺れに関する震動台そのものの特性把握を行いました。あわせて、室内空間に焦点を当て、機器・什器等の挙動に与える回転動や鉛直動の影響を解明しました。 実験方法:震動台テーブルの 10 m × 7.5 m の領域に床組を設置し、床仕上げはタイルカーペットおよびホモジニアスビニルタイルとしました。床上に、家具・什器(ショートキャビネット6台、書棚2台、食器棚2台、机2台)を設置し、家具には書籍荷重用のコンクリートレンガを積載しました。什器類にはサーボ型加速度計および衝突試験用加速度を設置して、その挙動を把握しています。
【H.R.D. Singapore Pte. Ltd.による相乗り実験】「長周期地震動における小規模免震構造物の振動性状 (その3)」
小規模免震構造物が設計クリアランスを超えて大きく変位することを防止するための「変位制御技術」を確立することを目的として、敷地の1方向はクリアランスを広げることが困難であるが、他の3方向へはクリアランスを大きく広げられる想定の加振実験を行いました。具体的には、クリアランスを広げることが困難な1方向のみダンパー抗力を持たせ、反対方向にはダンパー抗力をほとんど持たないようにしました。6自由度加振時の最終的な応答変位、応答加速度などを検証しています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201108

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1201
長周期地震動における小規模免震構造物の振動性状 (その4)
(2012年7月) (
実験番号 E201201 )
【H.R.D. Singapore Pte. Ltd.,(株)一条住宅研究所,(株)一条工務店による施設貸与実験】
2011年12月に実施したE201105-長周期地震動における小規模免震構造物の振動性状(その2)では、様々な地震動に対して速度感応型性能可変ダンパーを設置して変位制御を行った際の免震住宅の応答変位や応答加速度、ダンパー装置自体の動的な力学特性を確認することができました。本実験では、前回の加振結果から判明した問題点を再検討して、速度と減衰力の関係を見直した「速度感知型性能可変ダンパー」と、周囲にフェイルセーフ付加型スライダーを設置した、複合的改善策を施した試験体を作製、その安全性を確認することを目的としています。住宅部は、構造、間取りともに(その2)の試験体と同じで、新規に建築しました。実験の結果、本研究で新規開発した特殊オイルダンパーでは、今回の実験で入力した全ての地震動に対して、免震層変形を現実的な大きさに抑制し、同時に建物内部の安全性を確保することが可能であることが明らかとなっています
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201201

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1202
機器・配管系実験研究
(2012年8月) (
実験番号 E201202 )
機器・配管系はエネルギー関連施設の重要な構成要素で、地震により損傷すると、施設の機能が長期間停止する可能性があり、外部へのエネルギー供給や、地震後の復旧に支障を及ぼす恐れがあります。したがって、地震時でも健全性を確保するとともに、地震後の再起動を合理的に速やかに判断することが求められます。機器・配管系の耐震性能をより正しく理解するためには、配管系本体で生じる損傷のみに着目するのではなく、支持構造物や他の機器類が接続された状態における損傷モードを解明し、機器・配管系全体としての耐震裕度を明らかにする必要があります。また、現在の耐震設計基準は、地震時の損傷防止を目的として構築されており、地震後の再使用性の評価という観点は取り入れられていません。そのため、設計基準を超える地震動を受けた時の、健全性評価、再起動の判断に資するデータを蓄積することが重要です。
このような背景を踏まえ、配管、支持構造物、弁、タンク等で構成される機器・配管系試験体を作製して、支持構造物の弾塑性変形が配管応答に与える影響や、機器と配管との接合部の地震応答挙動を把握することを目的としたE-ディフェンス実験を行いました。設計での許容基準を超えた模擬地震動などで加振した結果、支持構造物の破断やフランジ部での漏洩が確認されました
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201202

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1203
長周期地震動に対するRC造建築物の安全性検証方法に関する検討
(2012年8月) (
実験番号 E201203 )
平成22年度~平成24年度国土交通省建築基準整備促進事業課題「長周期地震動に対する鉄筋コンクリート造建築物の安全性検証方法に関する検討」の一環として、超高層RC造建物の、長周期地震動に対する耐震安全性の検証を目的としたE-ディフェンス震動台実験を実施しました。実験では、20層の超高層RC造試験体(1/4縮小模型)を製作して、長周期地震動である2011東北地方太平洋沖地震の観測波(東雲波)や南海トラフ模擬地震動(津島波)を入力して、その時の挙動を直接検証しました。当初の計画通り、最大応答層間変形角、1/200、1/100、1/50となる応答を得ることができ、梁端の損傷、圧壊やスラブの変形挙動が確認されています。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201203

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1204
伝統的構法木造建築物の耐震性能検証に関する実験
(2012年9月) (
実験番号 E201204 )
【特定非営利活動法人緑の列島ネットワークによる施設貸与実験】
伝統的構法木造建築物に適した耐震設計法を構築することを目的として、平成22年度に実大震動台実験(E201005)を実施したところ、石場建ての柱脚部のすべりが確認されました。この伝統的構法の特徴であり石場建てのすべりを活かして、1階の変形低減や柱の変形抑制・損傷防止を目指した実大震動台実験を実施しました。試験体として、いわゆる「石場建て」と称される1階柱脚が平らな礎石の上に直設置された木造住宅と、1階柱脚に「地長押」を設置することで柱脚間を接合した木造住宅を製作し、BCJ波やJMA神戸波を入力しました。実験の結果、BCJ-L1では柱脚に目立ったすべりは確認できなかったが、BCJ-L2では100mm程度のすべりが確認されました。また、石場建ての試験体では、1部柱が傾いたままの状態となりましたが、地長押を設置した試験体では、地長押に小さな亀裂が発生したものの、大きな損傷はありませんでした。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201204

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1205
長周期地震動に対する免震建築物の安全性検証方法に関する検討(その2)
(2012年10月) (
実験番号 E201205 )
過去の地震災害において、免震建築物はその性能を発揮し、被害の軽減に大きく貢献しています。しかしながら、南海トラフ巨大地震では、数秒から十数秒の長い周期のゆれが含まれ、地震動の継続時間が数分から十数分程度となる長周期地震動が発生することが予想されており、2011年東北地方太平洋沖地震での地震動を上回る揺れが免震建築物に加わる可能性が指摘されています。それらの地震に備え、免震部材の性能評価を行い、品質の確保と試験方法の整備を行うことが喫緊の課題となっています。
以上のことから、国土交通省建築基準整備促進事業の一環として、E-ディフェンスを用いて、実大の鉛プラグ入り積層ゴム支承および高減衰積層ゴム支承について多数回繰り返し試験を実施しました。実験の結果、複数地震動における免震装置の特性変化の検証に不可欠なデータを取得することができました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201205

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1206
長周期化改造工事に関わるE-ディフェンス性能検証試験(長周期地震動による免震建物の応答評価実験)
(2012年3, 4月) (
実験番号 E201206 )
平成23年東北地方太平洋沖地震では、地震動の発生源である断層の複雑な破壊過程により、大きな揺れが長時間続きました。このような、海溝型大地震が発生した際に生じる、長時間・長周期地震動による被害の解明や被害軽減技術の研究開発は、直下地震への研究開発と同じく重要な課題と考えられます。
防災科研では、E-ディフェンスを活用した研究開発に取り組んでおりますが、海溝型大地震が発生した際に生じる、長周期・長時間地震動に対する研究開発を促進するため、E-ディフェンスの長周期・長時間化に関わる施設更新工事を実施しました。この更新工事による性能向上を検証するための試験として、震動台上に約1,000 tの実大4層免震建物(鉄筋コンクリート造、サイズ;11.8 m × 8.0 m × H 14.9 m)を搭載して、改造工事前では完全再現が不可能であった長周期成分を多く含む地震波による加振を行いました。
本実験の詳細情報や取得データ・映像は、ASEBIにて公開されています。
DOI: https://doi.org/10.17598/NIED.0020-E201206
実験の概要: E201206.pdf

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