E-ディフェンスとはAbout us
E-ディフェンスの概要
概要
- 重さ1,200トンの実物大規模の構造物を、三次元の地震動で、破壊するまで揺することができる世界最大の震動台*実験施設
*一般的には「振動台」ですが、E-ディフェンスは地震の揺れを再現できるという意味で「震動台」としています。 - 1995年兵庫県南部地震、2011年東北地方太平洋沖地震で記録した地震動を300m2の震動台に正確に再現
- 2005年(平成17年)に運用を開始、127件の実験を計画どおり無事故で運用を継続(2024(R6).5.20現在)
- 共用施設として様々な機関が利用可能(共同研究34件、施設貸与52件)
- 総工費約450億円
- E-ディフェンスによる実環境下での挙動(被害、対策技術の応答など)をまるごと・きちんと再現する実験データを活用する研究開発(自体研究、共同研究)及び施設貸与を推進


ロゴマーク

愛称「E-ディフェンス」のEはEarthを表し、地球規模で災害を未然に防ぎ、住民の生命と財産を守る研究開発への期待を示している。
ロゴマークは大地の割れと地震の姿、及びこれに対応する三次元震動破壊実験施設の三次元の動きを三色で表現している。
基本仕様
項目 | 仕様 | |
---|---|---|
最大搭載質量 | 1,200ton | |
震動台面積 | 20m×15m=300m2 | |
加振方向 | 水平 (前後・左右) |
鉛直 (上下) |
最大加速度 | 900cm/s2 | 1,500cm/s2 |
最大速度 | 200cm/s | 70cm/s |
最大変位 | ±100cm | ±50cm |