2025年12月3日（水）、防災科研はベルマーク教育助成財団との共催により、奈良市立辰市小学校において「防災科学教室」を開催しました。

本教室は、「地震防災・地震災害への備え」をテーマに実施され、大村研究員が「じしんの『なぜ？』がわかる！ たてもの博士のじっけん教室」と題し、全学年を対象に授業を行いました。授業では、小型振動台「ぶるる」を使用し、建物の揺れ方や構造の違いによる耐震性について、実験を交えながら分かりやすく解説しました。

学年ごとの理解度や雰囲気に合わせて説明内容を工夫することで、児童の皆さんは実験を通じて、建物の構造や耐震の重要性について、楽しみながら学ぶ様子が見られました。

本教室を通して、Ｅ－ディフェンスの取り組みや地震防災について知っていただくとともに、防災をより身近なものとして考えていただくきっかけとなれば幸いです。

本開催にあたり、ご協力いただきました辰市小学校の先生方、広報課の皆さま、ならびに関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。